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アイデン&ティティ

他人がどんなものを自分のアイデンティティにしようが、個人の自由です。
ナチズムなどを狂信し、それを自己同一化しているのなら警戒しなければならないでしょうが、基本的には何をアイデンティティにしようが勝手であり、人が横からとやかく言うものではありません。

自分のルーツをアイデンティティにすることだって決して悪いことではなく、むしろお上から「国民」と一括りに纏められ、それをアイデンティティにする方が気色悪いでしょう。

田嶋陽子が選択的夫婦別姓について、フルネームはその人のアイデンティティと言うのも一つの考え方であり、また問題提起の表現の一つでしょう。
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しかし、イボナメクジはそれを依存と言って嘲笑します。
どうやらイボナメクジはアイデンティティの意味をまったく理解していないようです。
イボナメクジは言葉の意味を理解することが困難なナメクジなのでしょう。
だからこれまでも相手が何を主張しているのか分からずにトンチンカンな言いがかりをつけていたわけです。


唐突ですが、以前FC2に書いたブログ記事を一部加筆修正し、以下に再掲させていただきます。


イボ道場が完全に圧力団体になっていて笑います。
古谷氏の記事をデマだと騒ぎ立て、議論は他人に丸投げし、記事を載せた現代編集部及び講談社にではなく、何故か記事をリツイートしただけの政治家や政党にだけ抗議する異常行動には呆れます。
有権者の抗議に滅法弱い立場が相手だと随分強気です。

ネット上でアイヌへのヘイトスピーチを繰り返しているのは紛れもなくイボナメクジの熱心な読者たちです。
これに対し、イボナメクジの家畜ドロヘドロは《中には、勘違いして変な影響を受ける者もいるでしょう。》というお決まりの逃げ口上です。


あのね、古谷は、よしりん先生がアイヌ・ヘイト運動の「最前衛に立った」って書いたんですよ。(どーでもいいが、「最前衛」って、何? 「最前線」の誤記じゃないか?)
著作が「影響を与えた」というのと、自らアイヌ・ヘイト運動の「最前線に立った」というのは、全く違いますよ。古谷が書いたことはデマ! そんなことも読み取れない?

古谷はイボナメクジがアイヌ批判の最前衛で影響を与えていることを指摘していたわけで、多少の認識不足があったとしてもデマというほどではありません。

それにしても哀れなのはイボシンパの尻穴屋ヤスツナ(仮名)です。
イボナメクジのゴーストが執筆しているブロマガを課金して熟読し、イボの私塾の公論道場にまで参加して忠義立てしているというのに、勘違いした変人扱いで切り捨てられたのですから世知辛いですね。
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《力のある作家の作品ほど、大きな影響力を及ぼすものです。》《しかしそれがどのような影響となって表れるかは、作家本人にもコントロールできるものではありません。》とドロヘドロは言って、作家の発言に責任を問うことは言論弾圧だと言い切ります。
それならば、百田尚樹にも竹田恒泰にもはすみとしこにもケント・ギルバートにも何ら責任はないということになりますね?
「中国の旅」の本多勝一が自虐史観を植え付けたと責めていたイボナメクジというマンガ家がいましたが、本多勝一の著作でどんな影響を受けるかは読み手の勝手であり、本多勝一に責任を問うのは間違っています!


さて、アイヌについてなのですが、私は札幌うまれ札幌育ちでありながら勉強不足で詳しいことは分かりません。
しかしアイヌ差別があることは知っていますし、実際アイヌ差別を口にする人間を子供の頃から見てきています。

イボナメクジが主張する民族の定義もよく分からないのですが、自分のルーツにこだわるのがそんなに悪いことなのでしょうか?
タランティーノやジョニー・デップがネイティブ・アメリカンのルーツを持つことを強く意識していたり、スパイク・リーやサミュエルL・ジャクソンが黒人であることに誇りを持っているように、宇梶剛士がアイヌのルーツにこだわることは至極当たり前のことであります。
イボナメクジは「歴史の縦軸」とやらの重要性を説き、先人が築いてきたものを受け継ぎ、次の世代にそれを伝えてゆく連続性を保守せねばならないというようなことを言っていたと思うのですが、但しマイノリティは除外するという注意書きがパッケージのすみっこに小さく書いてありましたでしょうか?

すべて「日本国民」に統合して大雑把に単一のものとして均一に処理してしまえば国家の物語として分かり易くはなるでしょう。
バラエティに富んだあらゆるものを一纏めにするのが日本的な寛容さなのだと嘯くつもりかもしれませんが、「日本国民」と一括りにしてしまおうとする時点で既に狭量であることに何故気づかないのでしょうか。

更にイボナメクジは現在ではアイヌはすっかり「血が薄まっている」から本来のアイヌではないといいます。
そもそも「血が薄まる」ってどういう状態のことなのでしょうか。
黒人と白人が結ばれて生まれてきた子供は黒人の血が薄まるのでしょうか?
人間に魚人の血を輸血してはいけないとかいうワンピース的なアレですか?
愚かしいニセ科学に毒されていると言わざるを得ません。

大体、人間を構成しているのは血液だけではないですし、ルーツにこだわることは何も血統主義を重んじているわけではないでしょう。
自らのルーツをアイデンティティにすることはおかしなことではありません。
自分の中にある歴史の流れを辿ることで自分を獲得してゆくというのを否定した先にあるのは砂粒の個人、アノミーでしょう。

しかし不思議なのが、自らを尊皇家と謳っているイボナメクジが血統主義を否定しているところです。
日本で最も血脈にこだわっているのは皇室でしょう。
血統主義を否定するならば皇室解体を主張せねばならないのではないでしょうか?


この記事へのコメント

  • 肉ヘドロ

    おい、キチガイ、元気してるか?
    ちゃんと生きてるか?
    息してるか?
    焼き蕎麦ヘアーバナナ顔顎髭大根おろしの間抜けヅラを晒し、匿名コソコソで脱糞しながら、ウルトラキチガイブログを書き、汚れ猫を愛でながら、賞味期限切れのビールを飲んだくれる、腐った毎日送ってるか?
    なんだよぅ、お前の超絶ウルトラキモブログ、はすみとしこも見てくれたんやから大満足だろwwwwwwゲラゲラwwww!!!!
    勃起不全ってイボ尊師だけやなくお前もやろ?
    スッポンでも食って勃つようにしとけやwww
    あ、お前スッポンポンでウルトラキチガイブログ書いてるんだよなwwwギャハハハ!!!
    さぞかし周りからキチガイ扱いされてそうやな。
    まぁお前はウルトラキチガイやけどなwww
    またちょくちょく嫌がらせコメント書いてやるわ、バイビーーーーーーーーーーーwww
    2020年03月22日 05:47
  • 「苗字に依存するとは個のない奴」ですかあ。へええ。
    数年前ですが、なかなか興味深いブログを書いている「ジャーナリスト」がいましたよ。
    https://www.gosen-dojo.com/blog/13236/

    曰く、
    「私はずっと「笹幸恵」という名前で仕事をしてきた。
    一つのアイコンみたいなものだ。
    「笹幸恵」といえば、「ああ、あの地味な戦争の本ばかり
    書いている人ね」とすぐにわかってくれる人もいる。
    「福本幸恵」で本を書いたとしても、誰これ?
    となってしまうし、説明するのもややこしい。」

    そりゃそうでしょう。一般人は物書きやアーティストをフルネームで認識していますから、苗字が変わったら同じ人の作品とすぐには分からないことになる。
    荒井由美という名でデビューしたあとでも松任谷由実としてスムーズに活動を継続できたのは松任谷という苗字が珍しく目を引くからだし、プロデューサーである正隆との共同プロジェクトだからその名前にしたんでしょうが。

    自分の仕事に誇りを持ち、その名前が現場で重みを持つ人ほど、自分の名前をアイデンティティとするのは当たり前でしょうが。

    田嶋陽子のような研究者の苗字が変わってしまえば、その前後で発表した論文も、同じ研究者による一貫した研究であるとすぐに受け止められなくなるんですけどね。
    その程度の想像力も持てないんでしょうか?

    まあ、イボりんはいつも下ネタとダジャレを連呼するようなオリジナリティのない漫画ばかり描いてきたから、そういう感覚がわからないのかもしれませんね。

    小林よしのりの漫画とのむらしんぼの漫画に大した違いはないし、小林よしのりと百田尚樹というネトウヨ作家2人も、どっちも女性を相手に威張ろうとするけど面と向かって論破されるとオドオドするだけのヘタレだから似たようなもんです。
    2020年03月21日 00:49