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絵解きマンガ家イボナメクジ

今日現在のコロナ死者数は231名だから、いくら何でもあと8か月で1000人は少なすぎる。わしは5000人になっても驚かない。とにかくコロナはインフルエンザの死亡者10000人に完全に負ける。

この辺りの思考回路は相模原障害者施設殺傷事件の犯人や長谷川豊と同じでしょう。
そりゃイボナメクジに好意的な吉田豪ですらドン引きするのもムベなるかなです。

さてインチキ占い師と化したイボナメクジはもはやムテキの言論を発揮してゆくことでしょう。
今後コロナウイルスが収束してゆき、感染者の死亡者数も抑えられ、緊急事態宣言が緩和され、再び通常通りの経済活動が再開した暁には「ほら、わしの予言は的中した! わしの言論の勝利だ! 絶対勝者の王道楽土だ! 我と我が友よ広布に走れ!」と勝ち誇って大はしゃぎすることでしょう。

また仮にウイルスの感染が収まらず、被害が甚大になった場合でも、「ほら見たことか! わしの主張を無視するからこんな無惨なありさまになったのだ!」と批判して「天罰てきめんだ! 不動明王の化身であるわしの言葉に従わなかったお前らの自業自得と知れ!」と言えば、支持者は感極まって座り小便漏らして平伏するのです。
これぞインチキ占い師のどっちに転んでも丸め込む商法です。

さて、話は変わって今週のSPA!について。

いまこそ、よしりん先生と共にフェミニズムを知り、フェミニズムについて考えましょう!

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この呆れた内容のマンガについては妻が壇ミッツさん(葉月蓮さん)とLINEでやりとりをしている時に話題に上がったそうです。
その時の会話の内容を要約したものを公開しても良いと壇ミッツさん(葉月蓮さん)から許可をいただいたので、以下に記します。
あくまで会話の断片であることを留意して下さい。

女児が嘆いている内容、これを否定するのか肯定するのか、という問題提起なのか、ということすら記述がなく、ボーヴォワールの解説()にいってますから、少なくとも虐待や性暴力だとは思ってないんでしょうね。
いくらかでもフェミニズムに理解しだしている段階なら、あの描写には抵抗があるはずです。
あえて描いているならなおさら、それを断るはず。

本当にフェミニズムを理解した男性なら、フェミニズムを先導したり否定することは出来ないってなるはずなんです
女性の人権思想なんですから。

そこで、男性が取るのは二つあると思うんです。
一つは、フェミニズムを理解して女性に返す、そして男性に必要な意識改革を先導する。
もう一つが、フェミニズムの否定です。
小林にはこれしか出来ないでしょう。

そろそろ考えてみないか、なんて、周回遅れも甚だしいですよね。少なくとも言論で売ってるなら恥ずかしくて言えないセリフです。

今回のゴー宣で思ったんですが、小林はマッチョと言われて嬉しかったんですね。
それが体格のことではないと分かっていても、ホモソの価値観に縛られてる典型的な男だったんだな、と、あらためて思いました。
だからこそ、セックスが出来なくなって、狂い度が増したんだと思います。
小林にとっては、マンガと女しかホモソの上には立てない分野ですから。

さて、私は一読して、いつものイボナメクジの勝手な思い込みだけで自分が理解出来ないものを知ったかぶりして描いているだけで、これを元に考えたところで何も学べないだろうなと思うだけでした。

そして、「またか」と思ったのは、いわゆる「あんちょこ」です。
イボナメクジは「絵解きマンガ」批判を時折してみせますが、それは自分のマンガがそれに当たることに気づいていて、その指摘をかわす為に先に「わしのマンガはそこいらの絵解きマンガとは違う。それが分からない奴は感性が劣化しているだけだ」と言って、まるで指摘する側に読解力がないかのように誘導します。

しかしイボナメクジの作品は慰安婦論争や歴史教科書運動にハマった頃から明らかに単なる絵解きマンガとなっていきました。
それにより「戦争論」をヒットさせ商業的に成功したのですから、それはそれで作家本人としては良かったことなのでしょうが、イボには妙なプライドがあるらしく、自分は「絵解きマンガ」を描いているわけではないと思い込んでいるのです。

絵解きマンガを始めてから、次第に絵柄は単調になり、スタッフが描く背景もなんの面白みもないトレース画か雑な手抜きとなっていきましたが、読者も単なる「あんちょこ」のつもりで読んでいるので、別にマンガ描写の面白さなど求めていないので、誰も文句を言わずに読んでいました。

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イボナメクジは他人に向かって《ボーヴォワールなんか読んだこともなかろう》と描いていますが、イボナメクジ自身も読んだことはないのは丸分かりです。
おそらく「誰にでも分かる解説書」的な新書みたいなものをパラパラとめくった程度でしょう。
以前にも朝ドラのモデルについて、ネットのまとめ記事を丸パクリして絵解きしていました。
そのことについては以前に既に指摘しています。

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今回の辻説法は、よしりん先生が万感の思いで亡きクリエイターたちを悼みます。

☆☆☆☆☆☆☆☆
マンガに描かれている内容一字一句すべて私は既に知っていたのです。
ごく最近読んだ文章とまったく同じであったものですから、ちょっと調べるとすぐに判明しました。


敗戦の影響で教科書が黒塗りにされたりしたことを切っ掛けで、価値観が一転して大人不信になり、反抗期へ突入した。奥山玲子は、小学校を卒業してミッションスクールの宮城学院中学校へ進むと、「大人の言うことは聞かない」と決め、反抗的な少女となり、教師たちを困らせた。

↑このサイトからの丸パクリであったから私は覚えていたのでしょう。
ちょっと一部を引用とかそんなレベルではなく、全部丸パクとか、そんなことってアリなのでしょうか。
しかも引用元を明記もせず、さも自分で取材してまとめたかのように使用するのですから、作家の良心というものはカケラもないのでしょうね。
これがネット時代の弊害ってヤツですか?

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のイボマンガは人気の朝ドラに便乗する為に、他人の記事を丸パクリしただけであり、イボナメクジの主張などほぼほぼないものでした。

要するに、わざわざフラッシュなるエロ雑誌など立ち読みするまでもなく、上に貼ったサイトの文章を読めば事足りるのです。

☆☆☆☆☆☆☆☆

イボナメクジは創作マンガが思うように描けなくなったなかで絵解きマンガに活路を見出したわけで、それならばそれを誇れば良いものをどうしても「絵解きマンガ家」である事実を認めたくはないようなのは不思議なことです。

そういえば、イボ道場門下生の最古参である老婆苔ナビのメーリングリストの投稿で、度々ウィキペディアを引用したり、ウィキペディアの記事を丸々貼って紹介していて、私は「このお婆ちゃんはどうして原著に当たらずウィキばかりぺディアっちゃうんだろう?」とよく首を傾げていましたが、なるほどそのような人物が愛読者代表なのですから、イボマンガを「あんちょこ」として重宝していることがよく分かります。

イボマンガさえ読めば、あらゆる情報に精通することが出来るとでも思っていて、それこそボーヴォワールを読もうともしないし、読んだとしてもイボ解釈に則って読むので、読んだそばから誤読する羽目になる次第です。

イボナメクジは絵解きマンガ家であることをしっかり自覚すべきであり、承認欲求から自分の間違った解釈を入れて自己主張してしまう悪癖をなおすべきでしょう。
単なる絵解きマンガならば人畜無害なので私も監視せずに済みますし。

この記事へのコメント

  • 葉月蓮

    こんにちは、葉月です。
    志乃さん(仮名)とのラインを紹介して頂いたのですが、我ながら志乃さんの理解に甘えて説明不足なやりとりだったと反省しています。
    引用部分だけだと「矛盾してるじゃねーか!」とアンチフェミにツッコミされると思いましたので、こちらで補足させて頂きます。

    引用では次の2つの主張をしています。
    1 フェミニズムを理解した男性ならフェミニズムを否定しない
    2 フェミニズムを理解した男性は二つに分かれる→フェミニズムを女性に返すか、否定するか

    1で言うところの男性とは、フェミニズム及びフェミニズムが女性にとって必要な思想であることまでを理解した男性を指します。
    これを踏まえた文脈として2を読んで頂きたいのですが、
    2で指している男性の前者は1の男性であり、後者は「フェミニズムを認めたら男尊女卑の価値観を否定しなければならなくなるからダメだ」となる男性、ということです。

    イボりん先生の場合は後者男性……と、言いたいところですが、「自分(男)に都合良い解釈しかしないぞ」病に罹ってらっしゃるので、フェミニズムの理解にすら至っておらず、端から「フェミニズム否定」を前提とした絵解きマンガやブログを書いているだけなのが見え見えです。

    こう言うと「イボりん先生はフェミニズムを理解した上で新しい議論をしているのだ!」という反論が門下生から来そうなので先に指摘しておきますが、
    『イボりん先生はフェミニズムのフの字も理解してません』よ。

    なぜなら、伊藤詩織さんの事件を被害者擁護の立場で論じ、なおかつフェミニズムを理解していたら、今回のイボ宣冒頭のような女児虐待、性暴力の描写など出来ないはずだからです。
    「詩織さんのトラウマに配慮」など出来ていないということすら自覚していない、根っからの加害者意識の持ち主だと、自身の作品で証明してしまっているんです。(あ、別の章だとかの反論は無意味です。詩織さんについての章でも配慮出来てませんでしたから。)

    だいたい、フェミニズムを肯定的に論じようと思っているなら、過去の自分の発言の撤回なり、謝罪なりから始めるはずでしょう。
    「言葉だけのセクハラ」だの、「女医に手術されるのはイヤ」だの、挙げたらキリがないですけどね。

    「男らしさ女らしさ」を問いかけているのも笑止です。
    フェミニズムのみならず、男性学においても「有害な男らしさ」の弊害として語られているホモソーシャルの価値観に、ご自身がガチガチにとらわれているという自覚から取りかかってはいかがでしょう?
    60そこそこで勃起不全になる心因的原因もそこにあるのがお分かりになるでしょうから、復活も夢ではないかもしれませんよ。

    なーにが「わしも昔は」だよ。
    今でもゴリゴリのミソジニストですよ、イボりん先生は。

    長文失礼いたしました。
    2020年04月22日 15:01
  • ライジング購読者

    元々、ゴー宣自体が世相を斬る=小林氏なりの見解を示す
    漫画だったので作品に代表の主張が入るのはデフォだと
    思います。それがなければ脱正義論もイラク戦争への反対も
    なかったでしょう。もちろん、その立場への批判はありえる
    でしょうが。

    漫画家としての歩みについては、「遅咲きじじい」で
    ギャグ路線へ回帰、卑怯者の島で思想とストーリーの融合
    などを目指した感じ。特に後者はメディアでもそれなりに
    話題になっていました。
    https://www.news-postseven.com/archives/20150815_342519.html

    ただ技量というか画風の進化などはほとんどなかったですね。毎回「新しい表現を試してみた」というのが単なる宣伝だったのか、言われなくては気づけないような些細なもの
    だったのか、とにかくキャラの造形というわかりやすい面で
    も変化はなかった。年齢的に体力が落ち、同じ量を書くにも
    時間がかかるようになってきていたのかもしれませんが、スタッフらが思想面は無理でも技術面でのアップデートを促していたらまた違ったのではないでしょうか

    2020年04月22日 13:09
  • ねこふとし

    不思議なんだよね。
    昨年、『大東亜論』が未完に終わった。でもその時期はビッグコミック誌のかわぐちかいじ氏の連載が作者の病気療養のために休載していた時期と重なるのだが?
    同じ小学館でも部門は違うのはわかるのだが、なんとかならなかったものか。
    そうか、所詮は絵解きマンガでエンターテイメントの「え」の字もなかったんだね!納得。
    2020年04月22日 11:47
  • 匿名

    最初の漫画、何が言いたかったのでしょうね。
    私は女ですが、子供の頃はよく木登りしてましたよ。
    立ちションできる男子を羨ましいと思ったことはないですし、「立ちションなんて汚いなぁ。自分が掃除するわけでもなし、無責任」くらいにしか思っていませんでした。そもそも「堂々と露出できる」というのも変ですね。成長した男性がやれば確実に逮捕されますし、幼い子供であっても行儀の悪い行いに変わりはありません。
    イボが子供だった頃の九州では、男児が木登り・立ちションして女子に対し優位性を示すなんてことがしばしばあったのでしょうか?(違ったら九州の方ごめんなさい)
    2020年04月22日 09:27