オウム真理教や創価学会や幸福の科学などの信者たちは自分たちは真実に目覚めたエリートであると思っています。
いわゆる仏陀の状態に達していると増長しているわけで、カルト化した集団は必ずそのようなことを言い出すから注意しましょう。
一般社会の連中は愚昧であり、真に優れた思想を理解することは出来ない。それゆえに優れた思想を掲げる我々に対して嫉妬に狂い迫害してくる。
つまりは迫害されるということは我々が掲げる思想の正しさの証明だ。
と、こんなことを言い出す連中はカルト以外にはありえないので警戒すべきでしょう。
《一歩社会に出ると正気を失った人ばかりで、わしと泉美さんの「おどれら・・」を見ると一服つける気になるというコメントがあったが、生放送に集う人たちは「知ってしまった」人たちばかりだから、これほどまでに「公共空間」が狂ってしまうとストレスがたまるだろう。》
正気を失っているカルトな人々にとって、一般社会の方が狂気であると思うのは仕方がないのでしょうが、そのストレスを発散するために親切な爺さんを恫喝するのはいかがなものでしょうか。
いくらストレスがたまっているからといって、電車内という公共空間で「うるせー! てめー喧嘩売ってんのか? 話があるから次の駅で降りろ!」と怒鳴るのはいかがなものでしょうか。
これについてヘドロ妻の肉ちゃんは《何で糞暑い中マスクを押し付けられる必要なんかあるんですか(正論)》と擁護していますが、仮にマスクをつけることが不要だと思っているとしても脅迫めいた恫喝をしてはいけないでしょう。
自分たちの主張が「正論」だからといって恫喝して良い理由にはなりませんよ。
肉ちゃんにはそんな当たり前のことも分からないのでしょうね。
イボナメクジはブログで、次のように続けます。
《「常識」とは歴史的に醸成されたバランス感覚だから、「新しい生活様式」なんて非常識で異常なルールを押し付けられたら、イライラしてたまらなくなるだろう。それが正常なんだ。》
なるほど、つまり電車内でマスクを着用するよう言ってきた老人は異常なルールを押し付けてきた馬鹿だから、それにイラついて怒鳴るのは正常であると、そう主張するわけですか。
常識とは歴史的に醸成されたバランス感覚と言いますが、未だ治療薬やワクチンが開発されていない感染症が国内で拡がっている現状では予防策としてマスクを着用するのが望ましいとされているのですから、エチケットとして人が密集して換気が悪い場所ではマスクをするのがバランス感覚というものなのではないでしょうか。そんなものは同調圧力でもなんでもありません。
「新しい生活様式」になんか従いたくはないというのならば、フリチンこそ日本古来の生活様式だと主張して陰嚢をぶらぶら振りながら勃起して往来を歩く変質者も非常識ではないということになります。
マナーとしてのマスク着用が歴史的に醸成された常識ではないというのならば、猥褻物陳列罪など近代に人工的に作られた法律に過ぎず、決して歴史的に醸成されたものではないと主張することだって出来るではないですか。
《戦時中は「竹やりで戦う」が「新しい生活様式」だったわけで、「竹やりなんか要らない!」と叫んだら、憲兵に捕まってしまう恐れがあった。》
一般社会の側から見たら、「集団感染させて集団免疫だ!」という主張の方が竹やり戦法でしょう。
そんな竹やり戦法がイヤだから、みんな仕方なしに煩わしいと思いながらも予防策をとっているのです。
そんな中で、「鬼畜米英恐るるに足らず」などと喚くように竹やりを振り上げ、マスクをせずに飛沫を撒き散らしているのがイボ道場というカルト集団であるわけです。
しかし不思議なことにイボナメクジは《今は巧妙に戦うしかない。そのうちわしが「コロナ論」を出すから、その時は一斉蜂起してくれ。》などと書き、6月の道場は自粛の風潮に屈する形で一般募集せずに開催するのですから口ほどにもない連中です。
集団感染集団免疫こそがコロナ禍の解決策であるというのに何をビビり散らかしているのでしょうか。
また、どういうわけか、たかがマスクの着用の有無について問題を矮小化し始めているのはどうしてでしょうか。
マスクにばかり異様にこだわることで、それ以外の問題から目を逸らせようとしていませんか?
この記事へのコメント
ずっとゴー宣道場ブログ読んでました
https://www.gosen-dojo.com/blog/26707/
ウイルスは細胞内でしか増殖できず死ぬのだから、抗体率が低かったり自粛解除しても急激に感染者が伸びないのは、自粛やソーシャルディスタンスで人との接触が減ったためにウイルスが生存できずに激減したと考えるほうが自然で可能性があると思いますが、どうしても自粛の効果を認めずコロナが弱いせいと考えるのはもはや信仰の域です。
6月6日のおどれら正気かでテグネル博士が反省したはデマだと言い、ライジングでも記事を書いていたのでそれも読んでみました。今回は木蓮さんがソースが分かるようにしていたので読んでみての印象は逆にテグネル博士が不誠実にみえてしまいました。
https://www.thelocal.se/20200603/tegnell-heres-what-sweden-should-have-done-differently-to-fight-coronavirus
でもよく知りもしないのに批判するわけにはいかないので、スウェーデンが自国でのコロナ発生から現在までどのような政策を取り、テグネル博士が何を言ってきたのかすべて読んでみました。公衆衛生局や政府はほぼ毎日情報発信していたようです。
https://www.thelocal.se/20200310/timeline-how-the-coronavirus-has-developed-in-sweden
すると、集団免疫策を採って自由というイメージからは想像できないほど実は多くの規制や勧告をしており、なぜこれを小林先生や木蘭さんが称賛しているのかさっぱりわからない実態と、規制と長期化により自国内だけでも経済も相当ダメージを受けているらしいこと、そしてテグネル博士もやはり見通しが甘かったところは大いにあるのではないかということでした。
これを読んでもスウェーデンを羨ましいとまでは思わないのではないかと思います。小林先生達はこれを知らずにバラ色の国があるかのように思ってませんか。
日本も都市封鎖まではしてないので、規制の要請の種類としては、「小中学校の休校、店舗等の自粛要請、マスクの着用」がないくらいであとはすべて要請されており、感染が拡大した3月中旬からは頻繁に勧告に従うよう発信されており、「他人を保護する目的で自分も保護」などと「愛する人を守るためステイホーム」に似たようなことも言われています。
50人以上の集会禁止、テレワーク(3/16)不要な移動の制限(3/19)レストランの席を1〜2mあける(3/24)イースター旅行を自粛(3/24)国内旅行自粛、できる限りのステイホーム、ソーシャルディスタンス、対面で話すことの注意(4/27)高校大学のオンライン授業、店舗の入店人数制限(4/1)結婚式やパーティー参加の自粛(4/1)老人施設訪問の禁止、友人とのディナーのスキップ(5/4)最大の春まつりウォルプルギスやラマダンを家庭で祝う要請、イベントはキャンセル(4/22)結婚式や学生の祝賀行事のキャンセル(4/22)などなど、自主性と言いながら感染拡大時には強く勧告されています。これが3月から今もまだ継続中の模様。しかもレストランの席は守らない店は閉鎖させることができ実際にされているし(4/27)罰金刑も検討中(5/16)、コロナ陽性で老人施設で働いた女性が逮捕され(5/6)、50人以上の集会の禁止も破ると罰金、懲役が課せられる可能性あり(3/27)とより厳しい面もある。思ったほど自由では全くなく、長期化で不満が出てくるのは仕方ないのではという感じです。
そんななのでイースター旅行も85%〜95%くらいの減少を見せた場所もあったようですし(4/13)、段々日本の自粛時と同じように閑散とした店舗や観光街も出てきたようです。
https://www.thelocal.se/20200518/swedens-lack-of-lockdown-wont-be-enough-to-save-the-economy-experts-warn
経済も3月から解雇の話題が出ており、失業率が去年6.8%、現在9.0%コロナ危機が継続すると13.5%になる予想が出ており(4/15)、その予想が当たってしまう可能性もあります。6月8日には「スウェーデンの経済は、厳格なシャットダウンをせずほとんどの企業が運営できるにもかかわらず、コロナウイルスの危機から大きな打撃を受けています。経済を保護することは自主的措置に基づく戦略を選択する際の要因ではなく」などと書かれており経済もそれなりに厳しい様子です。他国が封鎖を解除して往来を始める中、長期化するのはデメリットも大きそうです。
テグネル博士も最初は「大打撃の国々より穏やか」といった発言が多く、拡大し始めてからも少しの減少に期待するような発言があります。4月6日に季節性インフルと嘔吐性病原体の患者推移のグラフを出して「ここ数週大幅に減少している。コロナもソーシャルディスタンスと手洗いなどの衛生対策をやっていればこのようになることを示している。そうならなければおかしい」と言っているのは、未知のウイルスに予断を持つのは危険でしょうに、一国の感染対策指導者が「インフルエンザと同じ」と思っているのは「それは小林先生と同じだよ〜」と思ってしまいました。医療従事者も極限状態(5/6)との記事もあり、大変そうです。数理モデルでは5月1日頃、首都住民の3分の1が抗体を得ると出ていたようで(4/20)海外メディアにも自信を持って発信していたのが、外れると集団免疫獲得は目的じゃないと言ったのも。死者も多いので良い方策だと思っていると言われてもまだ判断できないと思いました。抑制策を失敗したイギリスを引き合いに出すのは「それも小林先生だよ〜」とは思ってしまいました。
スウェーデンと他国の策の間に最適な地点があるというのはそのとおりでしょう。これはどちらにも学ぶべきところはある課題かなと思います。
なので、木蓮さんは他の国はスウェーデンが直視できない脅威、不都合な真実だからデマを流していると言っていますが、それはないと思います。隣国ノルウェーやデンマークがスウェーデンとの国境を開放しないのは当たり前で、嫉妬からの仲間外れなんかではないですよ。テグネル博士の共同研究者の「パンデミック前から決めていた策を変えなかった」という批判は重要です。彼が「インフルエンザよりはるかに強い伝染性がありはるかに深刻。致死率は5倍以上、感染性は3倍以上」と言っているのを根拠が不明と言っていますが、日本の人口の10分の1以下のスウェーデンでのインフル死者数はおそらく1000人未満でしょう。それがコロナはストックホルムの老人介護施設の老人の3分の1が3月から死亡(4/30)、全死者のかなりの率を占めるという驚異的な感染拡大をしたのですから根拠はなくはないと思います。
コロナで起こる肺炎がインフルと比べ物にならないほど重篤なことは症例報告だけでなくコロナ渦で有名になったECMOの稼働数からも察せられます。肺炎と一言で言ってもその恐ろしさが違うから山中教授はすごい二重人格と表現したんだと思います。笑って馬鹿にして、コメントにもわんさと山中教授を馬鹿にする投稿が続いているのには目眩がしました。
小林先生達は全く生活を変えない集団免疫策を主張しているのですから、そんなことをしたら日本でも医療崩壊が起きて大変なことになったと思います。コロナで終生免疫が獲得できるとは思えないのでそんなリスクを取る必要はなく、まさに「竹やり戦法」。
せっかくなのでスウェーデンは他国の策も取り入れ、どれが効くのかを世界に示してくれたらありがたいと思います。
社会的抑制はすでに結構しているようなので、スウェーデンもマスクを不要と判断していますが(4/16)(5/15)コロナは飛沫感染、接触感染なのだから効果がないはずはなく、コロナの発症する1〜2日前に最も感染力が強いという特殊性からWHOも推奨し始めているので、マスクを取り入れるだけでだいぶ収束するのではないかと思ったりします。