《今週のイボライジングでエキノコックス師範が「世界各地で集団免疫の達成報じられてます」という記事を載せていますが、お試しの範囲でその報じているメディアがデイリー・メールだというのだからびっくりです。
デイリー・メールというのは自称保守系のタブロイド誌で、その内容のデタラメさが受けてような代物ですよ。日本でいう夕刊フジみたいなものです。要するにエキノコックス師範の記事は、ひたすら政権に追従する日刊紙である夕刊フジの記事を根拠に「アベノミクスの成功が報じられている」と主張しているようなものです。
有名なところでは、三浦瑠麗がスリーパーセル発言の「根拠」としてあげたが、この『デイリー・メール』でした。
その『デイリー・メール』について、ある人が良いことを書いていたので、リンク付きで引用しておきます。
〈三浦は何を根拠に「スリーパー・セル」なるものを言い出したのか? 三浦は自身のブログで「すべての情報源を明らかにすることはできませんが、本件は、専門家の間では一般的な認識」などともったいをつけるが、その上で公開できる情報として真っ先に上げたのは、なんと英国の「デイリー・メール」というタブロイド紙だった。デイリー・メールは、誇張と煽情的表現を売りにした右派大衆紙で、「過激な表現や差別的な記事が多い」ことを理由に、鉄道運営会社ヴァージン・トレインズが同紙の車内販売の中止を発表(のち撤回)したほどである。記事の信憑性についても、1934年、ネッシーが湖面から首を出した写真を初めて掲載、つい最近も、ウィキペディアがデイリー・メールからの引用を禁止する決定をしたという、いわくつきの新聞なのだ。〉
「スリーパー・セル妄想と差別」小林よしのりライジング Vol.259:小林よしのりライジング
》(時空を超えて刺さるブーメランさん)
《時空を超えて刺さるブーメラン氏が指摘されているように、また泉美師範が低レベルな記事を情報源にライジングで配信されたようです。泉美氏は8月7日にもデイリーメール紙に依拠した記事を書いています。
以前、私は「代表は泉美氏を喜び組として育てる事はできたが、メディアの表舞台で活躍できるジャーナリスト・論客として育てることは出来なかった」と指摘しましたが、それも道理です。
師にあたる人の、いや接待しているつもりの男の主張・活動さえまともに覚えていないのだから。内心では道場や代表をすら軽んじていることがよくわかる。
代表も泉美氏を師範扱いし続けるなら、最低限のクオリティを編集者として維持し続けないと。
代表も泉美氏を師範扱いし続けるなら、最低限のクオリティを編集者として維持し続けないと。
そうでないと、これからも不肖の弟子の言論に苦しめられることになります。こうしたことをするのが、「切磋琢磨」「互いの向上」なのではないでしょうか?
さて、そんなエキノコックス師範は2016年12月の道場にゲストとして参加した三浦瑠麗について、翌日に次のように褒めちぎっています。
《三浦瑠麗さんにゲストでお越しいただき、その登場の余韻は、私の知るこれまでの道場のなかでも最大級だったのではと思います。控え室にいらしたとき、まずは、「うわあ、やっぱり綺麗な方だなあ」と思いました。テレビでのご発言や、著作の内容は、知識不足の私にとっては難しく、圧倒されているところが多かったのですが、お話をうかがっていくと、あくまでも「女性」として、またご自分の立ち位置からブレることないご意見を次々と聞かせてくださいました。》
ちなみにパンダーウーマンは次のように書いています。
《ナマ瑠麗さん、キレイな方でしたーーー。そして非常に頭のキレる方なのだと思います。反射神経と分析力は、私のような凡人の想像をはるかに超えていました。上から目線のいやみったらしさも感じませんでした。むしろ、30代半ばという若さで、眉目秀麗、頭脳明晰、おそらく男性からも女性からも反感を買うという立ち位置を十分にわかっていて、それでも「私は私。何か?」という潔さがありました。誰もができることではありません。》
おそらく、その前夜の忘年会でのこの二人の三浦瑠麗評を聞いていた人は腰が砕けたことでしょう。
この忘年会での様子をイボナメクジは次のように回想しています。
《一部の女性たちの疑問の表明を手当てすべく、二次会に行くことにしたが、そこでも人数が多すぎて、男性陣には別行動にしてもらうしかなかった。》
《しかし「ゴー宣道場」の女性の直観は凄い。わしが三浦を呼んだとき、女性陣に吊るし上げられたが、彼女たちは直感だけで小林よしのりの危機だと見破っていた。》
このイボブログについては色々ツッコミどころがあるのですが、それはまた次の機会に譲るとして、イボが三浦瑠麗に籠絡されて鼻を伸ばしていることに気を悪くした「わしの女たち」を手当てすべく、二次会に別のムードある店に移動したわけです。
そこで「わしの女たち」はイボが三浦瑠麗にゾッコンLOVEになっていることにジェラシーを覚えてイヤンイヤンと首を横に振ってしなだれかかってきたと言うわけですが、のちに女のジェラシーという直観はスゴイとイボはつくづく感心するのでありました。メデタシメデタシ。
女性なんてものは直観的な生き物であり、これまでの三浦瑠麗の言動を分析し論理的に批評するなんてことはありえないと暗にイボナメクジは言っているわけですが、その女性陣の三浦批判に一緒に乗っかってボロクソに貶していたのが、誰あろうエキノコックスとパンダーウーマンなのでありました。
何故この二人は一晩の内に考え方をアップデートして三浦瑠麗を褒めちぎったのかというと、それはイボナメクジが翌日に三浦瑠麗を大絶賛するブログをあげたからに他なりません。
《三浦瑠麗の人柄が見えてきたことが大収穫だった。》
《それにしても三浦瑠麗さんは綺麗だった。「ゴー宣道場」に来てくれてありがとう。》
このイボブログを受けて、二人は慌てて軌道修正したわけです。
パンダーウーマンなどは忘年会の席では三浦瑠麗のヘアメイクにまで難癖をつけていたといいます。
「昼の道場に夜会巻きかよ」と毒づいていたそうです。
私もよく知りませんが、証言者や私の妻に聞いたところ、「夜会巻き」とは別に夜のお仕事の人だけがするものではなく、髪をアップにするものとしてはポピュラーであるといいます。
慣れてくればコームひとつで1分かからず仕上げる事が出来るヘアスタイルであるのですが、美容院でやってもらうものと思い込んでる人は女性に奥手な素人童貞ぐらいのものだと言うのは言い過ぎですが、少なくとも数多くの女性と付き合ったことのある男前が知らないわけがありません。
まして女性なんかよりも生理について熟知している野郎ならば尚更です。
《まるでわしが女性には月に一回生理日があることすら知らない男のように罵られたが、いくらなんでも妻と40年も暮らしていて、生理のことすら知らないなんてあり得ないだろう。》
《数々の女性と付き合ってきたわしだ。生理だけは自分の領分だと女は思っているかもしれないが、わしは付き合った女性の数だけ、生理のパターンを熟知して、そのときの女性の体調や気持ちにも配慮してきたし、生理に関するトラブルにも対処してきた。そこいらの女より、わしの方がよっぽど経験値が高い。自分の生理しか知らない女ごときに、生理を知らない男のように言われたことが、最近一番腹が立ったね。》
語れば語るだけボロが出るマヌケの代表がイボナメクジでありますが、女性が「自分の生理しか知らない」と言い切っているのは、女性の側が生理に対して嫌悪感や羞恥心があるから周囲に話すことはないと思い込んでいる為でしょう。
女性がお互いに悩みを共有し合っていると想像することも出来ないのはインセルあるあるでもあります。
《女性自身が感じる生理に対する羞恥心や、自己嫌悪感は、教育で生まれるものではありません。生理が始まった瞬間から自然に生まれるのです。》
そんなインセルの歪んだ考え方を補強するように、エキノコックスがカマトトぶったブログを書くのですから眩暈がしてきます。
《小学生の夏休み、初潮を迎えた私は、そのグロテスクさと、自分がメスという生物であることのリアルさのようなものに衝撃を受けて、誰からもなんのタブー教育も受けないうちから、「これは、人前で大っぴらにすべきでないこと」という感覚を持ちました。》
さて、生理についてそこいらの女より経験値が高いイボナメクジは三浦瑠麗の夜会巻きに興奮している様子でありましたが、道場に参加した女性によると、間近で見た三浦はヘアピンが丸出しで、美容師がセットしたならそんなことはありえねぇから自分でチャチャと整えてきただけであることが分かったそうです。
ついでに書くと、壇ミッツさん(葉月蓮さん)は件のシェラトン都ホテルに呼び出された時は夜会巻きにして行ったといいます。
そこでイボナメクジはニヤケながら「み、乱れたらどうするんだ…」と少し狼狽しつつも、嗜虐的に声を上ずらせました。
しかしサクッとコームを外して元どおりに戻したところ、拍子抜けしたようなマヌケヅラを晒したといいます。
さすがは経験値の高いモテ男は違いますね。
ともあれ、エキノコックスやパンダーウーマンはイボが三浦瑠麗を絶賛するや否やすかさず軌道修正をし、前夜の忘年会での三浦への罵詈雑言を無かったことにして、イボ追従ブログをあげましたが、果たして三浦瑠麗の思想性に疑義を呈して、忘年会の席ではイボナメクジに意見をした女性門下生はというと、道場メーリングリストに次の投稿をしました。
《女性門弟Mさんの感想をご紹介します!》
《私は窮屈なのは御免だと思ういっぽう、自由とは怖いものであり、自分には自由を享受する強さも力もないことを自覚しています。そんな私からすると、三浦さんの口からは当たり前のように自由という言葉が頻繁に出てくるので、自由に自信があるゆえ疑わない方なんだなあと思いました。》
決してイボに追従することも忖度することもせず、雲のジュウザの如き自由さで三浦瑠麗への痛烈な皮肉を発しています。
更に彼女は、道場が三浦批判に舵を切り始めてからも変わらず痛烈な批判を展開しました。
それはイボを含めた道場の連中への厳しい戒めでもあったのですが、ドロヘドロはそれに気づきもせずに嬉々としてブログで紹介するのでした。
《テーブルマジックを見るとき、マジシャンの斜め後ろから見ることになると、タネが見えたり、わかる場合がありますが、マジシャンの正面にいる観客は、ものの見事に騙されます。》
《去年の12月の道場のとき、女性参加者の中には、その斜め後ろから見ているような気持ちになった人が少なからずいたのではないでしょうか。でも、手品と違い、正面に座っていた(とくに)男性参加者は、何もすすんで三浦さんにヨヨヨとなったわけではなく、三浦氏がその場の空気を読み取って、ここでは今、どうふるまえばここにいる人達が喜ぶかということをわかっていたのだと思います。そして彼女の中では、斜め後ろにいる女性参加者は「ここにいる人」に入っていなかったのでしょう(笑)。》
このヘドロブログで紹介されている元門弟らいてうブランシェットさんの文章は三浦瑠麗について書かれていますが、その内容は今のエキノコックスやパンダーウーマンにぴたりと当てはまっているので、一読することをオススメします。
この記事へのコメント