3コメント

小林よしのりが壊れただけなのに

企業がちょっとした問題を起こして炎上した時に、不買運動を起こす人たちがいますが、私はその行動を見ると鼻白みます。
Twitterなどで企業アカウントが調子に乗って、購買層のニーズに反した馬鹿なツイートをした時などに批判の声が上がるのは当然のことであり、批判をするのは健全なことです。
しかし、そこから不買運動にまで発展させてしまうのは首を傾げてしまいます。
不快感から個人的にその企業の商品を買い控えるようになる気持ちは理解出来ますが、それをわざわざ公共の場でアナウンスする必要などないでしょう。
それをすることで一体誰が得をするのでしょうか。
企業の中にいる一部の馬鹿が不買を恐れて考えを改めるとはとても思えません。
上辺だけで「不快な思いをさせて申し訳ございませんでした」と頭を下げながら見えない所で舌を出しているだけでしょう。
繰り返しますが、批判は存分にするべきだと思います。その批判を受け、もしかしたら考えを改めて反省する奴だっている可能性はあります。
しかし不買運動は単に自分自身を狭めてゆくだけで何の効果もないでしょう。

たとえば、いくら経団連がいけ好かないといってトヨタやキャノンなどの製品を買わないとすると、それは単に自分自身の選択肢を減らしているだけに過ぎません。
仮に人々が不買を続けた結果、企業側の経営が芳しくない状態に陥ったら、真っ先に切られるのはその下請けなど末端で働く人間です。
その末端の人間だって、もともとの批判の声には同意している場合だってあります。
たとえば、歴史問題などについて保守系団体の主張に違和感があるからといって、その主張に賛同している経営者の会社の商品は不買だなどと言い出したら、生活に支障が出るレベルでしょう。
不買運動など単に自分自身を狭める行為でしかありませんので、まったくオススメ出来ません。

0DE8133E-AD36-46EA-8203-EC2B1B88B521.jpg

客としては運転手の怯えに付き合ってやってるのに、さらにマスクをしなければ乗車拒否ときた。
運転手の裁きを受けなければならないなんて、最悪の乗り物だ。
酒に酔って大声を出す客がいるから、高齢ドライバーが怖いと言うのはあろうが、本当ならそれは「覚悟」して対処するしかないのが接客商売だと思う。
わしは電車に乗らずにタクシー業界にずいぶん協力してきたが、そろそろ電車の乗り方も覚えるか。

コロナ禍が収まっても、「日の丸交通」には金輪際乗りません。他の9事業者も名前を明かしてほしいです。絶対乗らないから。

イボナメクジがマスク着用を半ば義務化するタクシーは利用しないと愚痴を漏らし、それに乗っかってドロヘドロはわざわざ会社名まで上げて、「不買運動」みたいな真似を始めました。
タクシーを利用して来たぐらいのことで、何を恩着せがましく「業界に協力してきた」などと言っているのでしょうか。
イボマンガではタクシーについて描いた時は大概が運転手への悪口か、無知な運転手に滔々と持論を説き論破したとの自慢話しかしていません。
そんなものはタクシー業界にとっては喜ばしいものではないでしょう。
また、ドロヘドロは「金輪際乗りません」などと息巻くほどタクシーを利用してきたのでしょうか?
肉ちゃんとの移動はもっぱらJRか徒歩なのではないですか?

乗車拒否について、運転手の裁きなどと言い、最悪の乗り物などとよく言えたものです。
更に迷惑客についてもそれを覚悟するのが接客業とは、接客業を奴隷か何かと勘違いしているのではないでしょうか。
迷惑客やクレーマーに対しては毅然とした態度で「NO」を突きつけて良いという意識を社会全体で共有していかねば、接客業は本当に奴隷のような扱いを甘んじなければなりません。

私の妻は以前に接客業をしており、そのことについてかつてライジングコメント欄に投稿したことがあるのですが、それを以下に再掲します。

早朝、仕事を終えた妻を迎えに勤務先へ行くと、毎度のことながら妻の目が真っ赤に腫れていた。

帰り道の車中で半泣きになりながら話す妻の今日の出来事に、これまた毎度のことながら僕は言葉を失った。

登場する人物が全員が余りにすばらしく道徳的なもので感極まって言葉を失ったのだ。


深夜のファミレス。 

働いているのは30代の女性2人のみという実に道徳的な勤務実態。

いわゆる2オペ体制であり、某牛丼チェーン店に比べて何て優良で常識的なのだろう。


そこに道徳的な4人組の若者がくわえタバコで来店してきて、禁煙席で喫煙するというのはご愛嬌。

何を注文するわけでもなく、テーブルに自前のコンビニ弁当を広げて食べ始めるという行為に新しい日本の夜明けを感じずにはいられない。


その新しい夜明けに気づかぬ不見識な妻は非常識にも「申し訳ございませんが、当店ではお持ち込みはご遠慮させていただいている」という旨を平成の志士たる若者たちに伝える愚挙に出た。

当然のことながら、若者たちは憤怒の情に堪え兼ねぬといった様子で大声を張り上げ威圧する。

昨今の男子は草食系などと呼ばれておるが、なんのなんの見上げた日本男児はこのように増殖しているのである。

勇しき日本男児たちが女性店員(僕の妻)に今にも殴りかからんとする暴力的狂気をいよいよ漲らせていたというのは、我が邦の将来への不安を取り除かせてくれるに余りある心強さだ。


それでもどうにか、コンビニ弁当をしまっていただき、オーダーをとらせていただくと、「俺、ラーメン」「じゃあ俺、ラーメン大盛り」などとメニュー表には存在しない品物を口々に言い、へらへら笑いを浮かべて爆笑集落を作り上げるとは、なんともウィットに富んだユーモア。

笑いのセンスまで高いのが現代の志士たちの特徴だ。

その高度なお笑いテクニックを褒め称えもせず、我が妻はまたしも枕詞に「まことに申し訳ございませんが」と付けて、メニューに無いことを告げると、若者らは激昂してしまわれ、「あぁ! ねぇだぁ?」「ふざけんなよ!」などと言い、罵詈雑言を吐き散らかし始めたというのだから、自分の正義に猪突猛進し、激しい言論を武器とする志士として立派であり、是非とも彼らには国会議員になっていただきたいと思うのは僕だけではない筈だ。


この若者たちの他にも男性客は数人いたそうだが、みなまるで貝のように黙り、借りてきた猫のようにおとなしく飯を食い、スマホを眺めて無関心を決め込むという常識的な態度であったというから万雷の拍手を贈ろうではないか。


罵声やまぬ店内に業を煮やした妻は不遜にも帰っていただこうとしたが、「帰らねぇよ」と威風堂々と突っぱねられたので、最後通牒として「これ以上続けるようでしたら警察を呼びます」と告げたところ、「呼んでみろや」と志士の鑑のような返答。

日本男児に後退撤退はありえぬという道徳である。


その後、警察権力の横暴で彼らは店を出たが、腹いせに持っていたコンビニ弁当を店の前にぶちまけるという道徳を忘れないのはさすがである。


愚かなる妻は恐怖を感じたので被害届を申請したいと警官に言ったが、「殺すとか火をつけるとか言われたの? そうじゃなきゃそんなの出せないよ」と苦笑しながら軽くあしらう警官の道徳に僕は抱きしめてキスを捧げたい。

非常識で不道徳な人の被害者意識を掬い上げていたら、世の中が窮屈になっていけねぇや。


そんな妻の話を車中で聞いていた僕は何故だかとっても心がどんよりしてしまい、道徳天国日本の住みやすさを改めて実感した。


長々と妻の体験談などを書いてしまいまことに申し訳ございません。

道徳について考える一助にしていただけたら幸甚でございます。

イボナメクジはこのような迷惑客についても、接客業ならば覚悟して対処するしかないというのでしょう。ナメた話です。
迷惑行為をする奴など入店拒否して構わないとするのが本来の公論なのではないでしょうか。
反マスク馬鹿にはパブリックマインドというものがないのでしょう。

ちなみに、イボナメクジは今後は電車を利用するようですが、東京に通勤している妻曰く、電車内でマスクをしていない人はまずお目にかかれないそうです。
そんな中でイボナメクジはクラスターデモよろしく、ノーマスクで闖入するのでしょう。
それによってさぞかし不快な思いをすることでしょうが、その時は「金輪際JRは利用せん! わしは今後はバスを利用する」と言い出すのでしょうか。
まったくマヌケな話です。

スマホが壊れたので、昼に秘書みなぼんに修理してもらう予定だが、もうこのスマホ充電が効かない。

あと、これは前にも指摘しましたが、技術者でもないのにスマホを修理することなど出来るわけがないでしょう。
はじめに言葉ありき。
言葉は正確に使わないと馬鹿になり、知性が壊れてしまいますよ。
というか、既に馬鹿であり、既に壊れているのでしたね。失敬失敬。

この記事へのコメント

  • ただの風邪で随分慌てふためいてますね 笑

    コロナ論って何ですか?
    笑わせてくれます。

    イボナメクジ尊師の抜け作ぶりには掛ける言葉が見当たりません。

    風邪をこじらせたら大変です。
    どうぞお大事に。
    2020年11月07日 13:17
  • 昨日のイボりんのブログはなかなかのぶっ壊れ加減で味があって最高でした。
    https://www.gosen-dojo.com/blog/28700/

    曰く、「喘息なら、軽い場合は責任感で出ていくことも可能だが、この「コロナ禍」では無理だろう。
    ちょっとでも体調を崩したら、コロナを疑われるので、他人にうつす可能性があり、外出できない。」

    ちょっと何言ってるのか分からないですね。
    「コロナを疑われるので、他人にうつす可能性があり、外出できない」
    ってどういうことでしょうか。

    いやいや、コロナが疑われるならなおのこと、ぜひ道場の門下生の皆さんにうつしてください。集団免疫獲得のチャンスですよ。門下生の皆さんも喜んで最前列の席を奪い合い、イボ尊師の飛沫を浴びて免疫獲得を実践しようとするのではないですか?

    師範も参加者もノーマスクで参加して、飛沫をシェアして集団免疫を獲得してくださいよ。ずっと自分たちでそう主張してきたんですから。

    山尾志桜里議員にうつしたらまずいですか?
    いえいえ。
    山尾志桜里議員のような公人にこそ、一度感染してもらって「集団免疫作戦こそコロナ対策として正しいのだ」と証明してもらえばいいんですよ。
    山尾志桜里一人を説得して味方につけることができなくて、どうやって集団免疫作戦を実現するのでしょうか?

    ノーマスク集団免疫獲得道場、楽しみですねえww
    2020年11月07日 06:57
  • もう20年ほど前になりますが、台湾の総統選挙で陳水扁に敗れた国民党の連戦という候補が「選挙に不正があった」と主張し、開票のやり直しを要求したことがありました。
    そのとき記者から「数え直してやはり陳水扁氏の勝利という結果が出たら、貴方はそれを受け入れるか」と質問されて連戦が「断じて受け入れない」と発言したことを、我らがイボりんは「選挙の公正さより自分たちの勝利に固執する卑怯さ。公共心の欠片もない。連戦は外省人だ。これが中国人の精神性だ」と痛烈に批判していました。

    そのイボりんは今、票を数えきったら自分が不利であることを悟って「不正がなされている。今すぐ開票を止めろ」と主張するトランプを応援して、正当な選挙の結果として勝利を収めようとしているバイデンを批判するのでした。

    イボりんも自分が好きな候補者が当選するかどうかが重要で、選挙が公正かつ民主的に行われて正当な候補者が選ばれるかどうかなんてどうでもいいんですね。連戦と同類ですよwww

    あと、連戦の人格に問題があるかどうかと、中国人全体のメンタリティがどうかというのは別問題ですよ。
    まともな社会人として生きていれば、中国人でもアメリカ人でも日本人でも、まともな人もいれば非常識なロクデナシもいるのは常識です。
    中国人といったら選挙で不正、マナーの悪い観光客、病気を持ち込むヤツらと決めつけるイボりんは、いったいどれだけおウチに引きこもってるんでしょうかwww

    今ではマッチョぶって「コロナはただの風邪だ」とイキりまくるイボりんですが、コロナ禍の始まりのとき、「中国人を入国禁止にしろ」と誰よりも狼狽えてトンチキで差別的な対策を提唱したことを、門下生の皆さんが忘れても我々ウォッチャーは忘れません。
    アップデートして考えを改めたと言うのは自由ですが、それなら誤った排除論を唱えたことを中国人にまずお詫びするべきでしょう。
    もしかして、お詫びなんかしたら死んじゃう病気ですか?www

    結局、疫病の被害を食い止めることより何より中国人が嫌いで、ヘイト発言をして溜飲を下げたいだけなんですよね。
    大した公論ですなあwww
    2020年11月06日 20:25