森喜朗が「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります。女性っていうのは競争意識が強い。誰か1人が手をあげていうと、自分もいわなきゃいけないと思うんでしょうね。それでみんな発言されるんです。女性の理事を増やしていく場合は、発言時間をある程度、規制をしないとなかなか終わらないので困ると言っておられた。だれが言ったとは言わないが」と発言したことが問題になっていますが、イボ道場門下生にしてみたら、一体何が問題なのかと疑問に感じているのではないでしょうか。
なにしろ、イボナメクジは森発言が生易しいぐらいの持論をつい先日ブログにてアップしたばかりなのですから。
《やっぱり女ってのは優しくしていると、すぐつけあがってしまうので、どこかでガツンといかないとダメだ。男尊女卑のように見えるだろうが、実際、個の強い女はわしが甘やかしていると、個が肥大して人を傷つけるまでになってしまう。》
イボナメクジにしてみたら、つけあがって意見を言う女などはガツンとこっぴどく叱りつけてやれば良いだけで、森喜朗はまだまだ甘いと思っていることでしょう。
そんなイボ道場にぴったりの十六箇条がありますので、現在の道場心得を廃棄して、こちらを採用すると良いでしょう。
その1.女はイボの行いに責任がある。
その2.女がイボにNOと言ったらヘイトで犯罪。
その3.自分の意見を言う女は排他的で利己的。
その4.女の意見はイボに対する暴力だから、女に対するイボの暴力は正義。
その5.女とフェミニズムはイボの役に立たなければ価値がない。
その6.イボに対し、生理や授乳によって女であることを見せつける女は処罰に値する。
その7.女は何でもイボに感謝すべき。
その8.イボはイボの言う通りの存在、女はイボの言う通りの存在。
その9.女の言動全てについて、イボは常にその真の理由を知っている。
その10.イボの暴力で最悪なのは、イボが悪者に見えてしまうこと。
その11.女の苦悩がなんであれ、イボの苦悩はもっと苦しい。
その12.イボの行動パターンを見破る女の能力は、イボ差別。
その13.怒る女はキチガイだが、怒るイボは自己表現に苦悩しているだけ。
その14.女は必要十分な権利を持っている。それは沈黙する権利。
その15.イボが標準、女は得体の知れないよそ者。
その16.女の体は公共財産。誰もが女体を所有している。但し女以外。
まさに、これぞイボ道場の運営方針といって間違いないでしょう。
そんなイボナメクジが得意げに論語の一節を引用していたことについて、ツッコミが入りましたので紹介します。
《出ました
やっぱりこの言葉だ
「住民の不安を煽るな
」「差別に繋がるぞ
」これは、「民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず」という為政者が民衆を愚民として扱う言葉と通底しています。》




《イボりんはこの「民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず」を、しばしば「民衆を支配するには知恵をつけさせない方が都合が良い」という愚民思想の言葉として引用しますね。
これやめた方がいいと思うなあ。よくある恥ずかしい間違いで、原典である論語を読んでいないのがバレちゃうやつだからww「民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず」というのは論語『泰伯編』にある言葉で、泰伯編を読めば「民衆は愚かなまま支配するべきだ」なんていう意味ではないことが文脈上明らかなんですよ。
泰伯編は周の文王の伯父にあたる泰伯という大徳の人物の名を最初に挙げて、君子や為政者が身につけるべき素養や、それを身につけるために日々何を心がけ実践していくかを述べた章です。
「才能があっても傲岸であったりケチであったりするなら、大した人物ではない」
「自分に能力があってもそれを誇るようなことをせず、貧しい人や能力の乏しい相手にも辞を低くして教えを乞うようにすべきだ」
こういうことが書いてある泰伯編の文脈で、愚民思想の言葉が出てくるわけがないでしょう。
これは一般的には「民衆を法令に従わせることはできるが、その理由を詳細に理解させることはできない」というふうに、「べし」を「可能」の意味で解釈するのが論語読みの常識ですwww
もっとも、「之」が何を指すかを考えると、「民衆に君子が努力した結果として磨かれた人格を信頼してもらうことはできるが、その努力自体を知ってもらうことはできない」(だからといって、この努力を放棄すべきではない)という意味なんじゃないかと思いますが、これは独自解釈なので強くアピールはしません。
まあでも、こんなこと知ってる人の方が少ないですよ。多くの人は論語なんて中学か高校の漢文の授業で部分的に触れるくらいですからね。だから普通の人が正しい読み方を知らなくても、恥ずかしいとも僕は思いません。
でもイボりんは「わしは学生の頃ぶっ倒れるまで本を読んだ」と豪語する人なんですよ。
そんな偉そうなことを言いながら、床屋政談レベルの(床屋さんを差別する用語だから不適切なんですが、イボりんが使っていたからあえて使いますよ)論語の知識しかないことを暴露しちゃうんだから、これは恥ずかしいですねえ。
さらにいうと、イボりんは雑誌もろとも連載が打ち切られた『大東亜論』で、頭山満に「我が国は東洋の王道で国を立てていくべきであり、西洋の覇道を進むべきではない」というようなことを言わせていました。
論語も読まない人が思い描く「東洋の王道」って何ですかwww
さらにいうと、イボりんは雑誌もろとも連載が打ち切られた『大東亜論』で、頭山満に「我が国は東洋の王道で国を立てていくべきであり、西洋の覇道を進むべきではない」というようなことを言わせていました。
論語も読まない人が思い描く「東洋の王道」って何ですかwww
これはもう「君さあ、切腹するか?」というレベルの恥ずかしさですねwww》(匿名希望さん)
確かイボナメクジ自身、論語を読んだことはなく、呉智英が論語の解説書を出したら読むというような発言をしていた記憶があります。
その呉智英は結局、論語については薄い本を一冊出しただけだったと思いますので、イボは未だに論語知らずなのでしょう。
おそらく論語についてはビジネスマン向けの新書なんかを流し読みした程度の知識しかないのでしょう。
かく言う私も論語にはさほど興味はなく、諸星大二郎の『孔子暗黒伝』しか読んだことがないので偉そうなことは言えませんが。
イボ情報提供窓口メールアドレス
ibonamekuji@gmail.com
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この記事へのコメント
昔の門下生(恥ずかしい)
バビル3世
https://www.gosen-dojo.com/blog/29867/
「やっぱり女ってのは優しくしていると、すぐつけあがって
しまうので、どこかでガツンといかないとダメだ。」
笹幸恵師範、この発言はOKなんですね。不思議ですね。