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守るも何も…「守る」って何?

男と女は違う。その差異は埋まらない。平等にはならない。男が女を支え、守るしかない。

イボナメクジは事あるごとに「男は女を守る」と言いますが、普段こんなことを口にする男に限って有事に際して実行することはないのが世の常です。
というか、女性の側が求めてもいないのに、何をボディガードを気取っているのでしょうか。
「お前は安田大サーカスのクロちゃんかいっ!」とツッコミを入れたくなります。

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イボナメクジはつまり「いざという時は守ってやるから、女は男に奉仕しろ」と言っているわけです。

ホラー映画やお化け屋敷でキャーキャー言うのは、やっぱり女の方が多いし、いくら男女平等と言っても、女は守るしかないと思うわしは、単純な昔ながらの男尊女卑なんだろうか?
自分の妻や恋人以外の女性は他人。他人の女性を女房あつかいしてはいけないし、甘えてもいけないし、威嚇してもいけない。

編集部では「女性をモノとして扱う視点があった」と反省したらしい。これを言い出したら、風俗記事の全てが成り立たない。グラビアアイドルを人格として見ている男なんかいるはずがない。

男はいざとなれば命がけで女子供を守る存在だから尊くて、女はみんな優しく美しい。わしはモテたからこんな感覚になっただけで、「非モテ」なら女は自分を相手にもしないし、女なんか守りたいとも思わないとなるのだろう。

「非モテなら女なんか守ろうと思わない」という発想はつまり自分に奉仕した等価交換として守ってやると言っているだけであり、それのどこが尊いのでしょうか。
そもそもイボがモテたという事実はなく、すべては「そうであったらいいな」というイボ妄想に過ぎないからこそイボはミソジニーをこじらせているのでしょう。

いざと言う時に女を守るのが男というのならば、何故に中洲の飲み屋で連れの女性がヤクザ者に性的嫌がらせを受けている時に助けることもせず、ヤクザに抵抗する女性に対して内心で「黙って触らせておけ。逆らったらわしまで殴られてしまうやないか!」と憎しみ、青褪めた顔で下を向いて黙っていたのでしょうか。

このイボの「いざと言う時に男は女を守る。だから女は男に奉仕しろ」という主張はイボシンパ全体に巣食っており、この考えに異を唱えることは許されません。

関西ゴー宣道場設営行動計画を作り上げる際に、私は男性隊員のみに、「暴漢の警戒を怠らないで欲しい。」「いざというときには前方の女性と子供を守って死んで欲しい。」と伝えています。そして男性隊員には、いざというときに前方を守れるように、通路の廊下側に座ってもらうようにしています。私は最後尾の扉付近に陣取り、一番最初に盾になれるように、努めたいと思っています。

たかが「ごっこ遊び」で何を大層なことを言っているのかと笑えますが、まさに「守るも何も守るって何?」と言った藤田にこるんの反応こそが、大方の女性の思いなのではないでしょうか。
私は「イボ道場、クロちゃん説」を挙げたいと思います。

夕食のときに、手術の話になり、わしの下腹部はグロテスクな傷あとが残ったからもうダメだとボヤいたら、泉美さんが「ステキ」とか言ったので、のけぞった。泉美さんはああいうときの反射神経が凄くて、瞬時に男の自信を回復させてくれる。サービス精神が凄い。

戦争になれば死を覚悟して国を守るのはやっぱり男の仕事ではないか。国内でも、自分の彼女が襲われそうになったら、命がけで守るのが男じゃないか?
不思議なことにわしの周囲にいる女性たちは、みんな男に優しい。妻も秘書も笹さんも泉美さんも、戦う男に対するまなざしが優しい。
いざとなれば国のために命をかけるのが男であり、女子供ではないのだ。
それを無意識で分かっている女は、男に優しいのだろう。

一体いつの時代の男が戦時中に女子供を守ったというのでしょうか?
いざとなったら軍人は一般国民を見捨てるというのは歴史が証明しているでしょう。
終戦時の満蒙開拓団の話はそれを顕著にあらわしています。

ソ連兵の「性接待」を命じられた乙女たちの、70年後の告白(平井 美帆) @gendai_biz

10数年前、長女と居間でテレビを見ていたときだ。韓国の慰安婦問題のニュースが流れると、娘はとがめるような口調で言った。「慰安婦、慰安婦って自分から言うとったら、子どもや孫に迷惑がかかる。自分からよう言うわね」と――。
「あーだから、私は言うたらあかんって思って」
「接待所」には仕切りもなかった。娘がずらりと並び、友人が犯されているのも見える。
「男はああいう目をさせておいてねえ、それで助かっておいてね。帰ってきたら、『いいじゃないか、減るものじゃないし』って、とんでもない話だよ」
団幹部だった男性から発せられた、性暴力を軽んじる言葉。

性接待を決め、娘たちを差しだした男たちは、引揚げ後も、同じ集団内のリーダーであり続けた。
娘たちがソ連軍将校の「おもてなし」をすることになったとき、「それなら死ぬ」と娘たちは言い、まわりの者も大反対したという。だが、副団長が「兵隊さんに行っている家族を守るのも、おまえたちの仕事。団の存続は娘たちの力にかかっている」と力説した。
命からがら日本に帰って来ればロスケにやられた女とささやかれて、何時出るか解らない病気に怯えつつこっそり病院に通った。

「"団を守るために、どうか頼む""あんたら娘だけでどうか頼む"って。それは忘れない。頑張ってどうにかして日本に帰りたい。それだけが念願で、犠牲になった。当番が決めてあった。今夜はこの人、明日はこの人って回ってきて。みなさん病気になられて、順々に亡くなっていった」
黒川開拓団は約400人が生還した。しかし犠牲になった女性たちを待っていたのは、身内からの中傷だった。
「我々には一言も言わなかったことを表で発表したところに重要度を感じる。“性暴力は発表するものじゃない、隠すものだ”っていう思いが、帰ってきてからの彼女たちを何十年も苦しめた」と話す。

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「いざという時に女を守るのが男」
このようなことを言って、そんな男の威厳を保つ女の優しさを称揚するのがイボナメクジであり、イボシンパの皆さんであります。
自分たちに都合が悪い事実にはダンマリを決め込み、その事実をなかったことにするのが素晴らしいかのように誘導するのです。

このスタイルで脅迫ツイートの件もうやむやにするつもりなのでしょう。
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イボ情報提供窓口メールアドレス
ibonamekuji@gmail.com


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この記事へのコメント

  • ねこふとし

    架空の敵軍にはやたらに強いが、身近な反社にはとんと弱腰。
    これでは、公論を語ると言うよりも狡論を騙るとしか言えないよな。
    2021年02月21日 08:54