《最近、子供が『コロナ論』を読んでいるという話を聞く。子供は『コロナ論』を読むと元気が出るらしい。コロナ君はまだ『コロナ論』には収納されていないが、「SPA!」連載の『ゴー宣』で読んで、子供が気に入って、にがおえを描いたりしているらしい。》
一体どこの誰がそんなことをイボに吹き込んだのでしょうか? まさか編集者がおべっかを使ったわけではないでしょうし、またぞろシンパが道場メーリングリストに投稿したことをそのまま一般論のように書いているのでしょう。
仮にそうであった場合、それは恥ずべきことであり、嬉々としてブログにあげる内容ではないでしょう。
ヤバイものを信仰している親のもとで育てられている子供の悲劇でしかないでしょう。
親の喜ぶ顔が見たくて健気に親に合わせる幼い子供の姿を想像すると胸が痛みます。
本当にパブリックマインドがあるのならば、イボナメクジはそのシンパを叱りつけるぐらいの気概がなければならないのではないでしょうか。
「子供をダシに使って、わしの気を引こうとするのはやめなさい」と。
《ほぼ半分の人たちが「ゴー宣道場」にも来たことがない人たちで、どうやらわしの読者自体が『コロナ論』以降、増えてしまってるらしい。》
《以前の『ゴー宣』の読者で、しばらく離れていた人たちも、戻ってきているらしく、コロナ禍にはつくづくうんざりしていたが、読者は増えているという、半分は嬉しいような、奇妙奇天烈な現象になっている。》
イボ読者が実際に増えているのならば、こちらとしても有り難いことで、それだけイボに注目が集まれば、イボが道場を使って何をしているのか気になる人も増えるわけで、私のブログに気づく人も増えることを意味します。
しかし単にイボナメクジが以前「ネトウヨ」認定して罵倒し切り離した読者が再度集まって来ているだけであるのが実情でしょう。
新型コロナについての認識は月刊WiLLや月刊Hanadaと一致していますし、ポリティカル・コレクトネスを異様なテンションで憎しみ、女叩きをしてみせているのもそっち系の人たちと親和性が高い振る舞いです。
例えば、「女性専用車両に反対する会」の連中も「女性よりも女性の権利について考えている」と嘯きながら女性嫌悪を爆発させています。
要は「戦争論」を出していた頃の読者、いわゆる「既得権益を許さない人たち」が戻ってきただけでしょう。
イボナメクジは薬害エイズ運動の時に学生たちが自分から距離を取り出したことに癇癪を起こし、イボにとってのみ都合の良い内情暴露をする形で「脱正義論」という暴露本を出して、それを誠実な告発であると受け止めた人たちに評価されました。
しかし今から考えれば、あの作品もかなり恣意的なものであり、一方的な主観のみで描かれているものをあたかも客観的なものであるかのように錯覚させる効果を発揮していました。
ともあれ、イボはその時にリベラル派に恨みを抱いたわけで、当時の学生たちが周囲の運動家の影響を受けて「戦争責任」について活動を広げることにまで難癖をつけ始めたのです。
そう、イボナメクジが右派言論に傾斜したキッカケは当時の学生たちへの恨みからです。
学生たちを含めた左派やリベラル派の運動をぶち壊してやるという歪んだ熱情で慰安婦問題を取り上げたわけです。
当時、連載マンガのなかでは「右派左派どちらでもない視点から論じる」という虚偽のスタンスで描いていましたが、のちにその以前から右派の運動家たちと会合を重ねていた事実をうっかり告白しています。
それはアイヌ問題を取り上げた時も同じで、「まだ答えは出していない」というスタンスを取っているふりをして描き出してみせますが、それはまったくの嘘であり、既に答えは決まっていてその答えに向かって読者を誘導するのがイボの手口です。
それは薬害エイズ運動の時に成功したので味を占めたのでしょう。
それに気付いたからこそアイヌ協会(ウタリ協会)はそんなものに利用されてはたまらないと取材拒否したのでしょうが、それを恨みに覚えたイボナメクジが異様な協会叩きをし、それによりイボシンパは「アイヌは差別して良いもの」「アイヌは既得権益だからいくら叩いても良いもの」と認識し、未だにネット上で執拗なバッシングを続けているわけです。
私は北海道出身であり、長らく札幌で暮らしてきましたが、ここまで酷いアイヌ差別を公然と披露する奴が現れる時代が来るとは想像だにしていませんでした。
私の子供時代には密かに「アイヌは魚臭いからすぐ分かる」という吐き気を催すような差別発言を親世代の口から聞いたことがあり、明らかに差別はあると認識していましたが、ここまで公然とアイヌ叩きをする状態になるまで時代が後退するとは思いもしませんでしたし、その「差別の再生産」の一翼を担ったのは間違いなくイボナメクジであると断言します。
このようなイボナメクジ読者たちは大義名分のように「既得権益」批判をします。
「戦争責任追及の裏には既得権益がある」「アイヌには利権がある」という風に。
それは女性蔑視にも適用されるわけです。
《女性論は、「愛子皇太子」や「女性宮家」の問題とも繋がるし、「ゴー宣道場」の目標である「女性の地位向上」とも繋がっている。生きにくい男たちがミソジニーになる危険性を防ぐためにもなる。》
イボの女性論とは「生きにくい男たちがミソジニーになる危険性を防ぐためにもなる」そうで、その生きにくさとは、つまり「ヒステリックな女に強く責められちゃったら嫌悪しちゃうよ〜」といった程度のものであることは目に見えています。
「男の生きにくさ」の原因が女性にあると見ている時点でお察しです。
そして、その考え方には一定の需要があります。
それは「自虐史観の既得権益許すまじ」と燃えていた連中です。
その連中を「戦争論」などによって読者として獲得したというのに、何を間違ったのか、そんな大切なお客様に対して「ネトウヨ」認定して愛想を尽かされてしまっていたわけですが、ここに来て本来迎え入れるべき読者に喜ばれるネタを提供するようになったことは誠に慶賀すべきことでございます。
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この記事へのコメント
おから砂
そういえば新ゴー宣で知識人たちが少年Aについてどんな発言をしたか全部チェックし、「誰が何言ったかちゃんと覚えとるからなー」と検証する漫画を描いてましたが、当の本人はまだ少年Aの供述が公になる前から勝手に想像で少年Aの殺害に至った漫画を描いてました。
さらに供述が公開されてからエスカレート。子供の生首を描きまくり、残酷描写のオンパレード。そして「遺族の方々はわしらを含め、表現者をもっとバッシングしてよろしいのです」と手で自分のほうを煽るようなしぐさの絵。
完全に批判したくても出来ないの分かったうえでの絵ですよね?卑怯すぎて、ここだけは熱心な読者であったときから大変不快でした。
私はちゃんと憶えてますからね。元熱心な読者舐めるな。発言と描く漫画に責任とれ。
イボのブログって、リンクを貼らず、出典も書かずに「~らしい」「~という」「~のようだ」のオンパレードなんですよね。
事実確認をせずに伝聞で思ったことを書き殴るから、以下の騒動を起こしたのですが、7年経っても全然学んでいませんねえ。
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「元少年A」は妻子持ちだった? 根拠不明の情報がネット上で拡散
https://news.livedoor.com/article/detail/10238608/
「元少年A」に関し、ネット上では根拠のない噂が広まっているという
「妻子持ち」だという情報が拡散し、小林よしのり氏も11日のブログで言及
この情報を既成事実と受け止めている人も少なくないようだと筆者
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