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ユートピアの医療システムはない

午前中に皮膚科に行って来た。美人で優しい女医さんだから、わしは安心して通う。わしの長年の肌の懸念を除去してくれ、美を保障してくれるありがたい存在だ。

脂漏性角化症、いわゆる年寄りイボが出来るのは仕方がないことであり、特にアンチエイジングを気にする方がそれを必死コイて除去することについて揶揄するようなマネはゲンニツツシムべきでしょう。
しかし加齢によるイボはいわば宿命であり、いちいち懸念材料にするのは滑稽ではあります。
よほど若作りしたい老人なんだなと思う無礼をお許し下さい。
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私が「イボナメクジ 」という素晴らしい呼び名を与えた途端に慌てて皮膚科に走る爺さんの美の追求には頭が下がる思いです。
しかしユートピアの医療システムはありません。
放っておいたら、またぞろ首筋にイボがはえてくるのは老人ゆえの宿業です。
私は人間の業を肯定します。
イボも自分の運命を受け入れて、たかが老人性イボなど気にせずに、でーんと構えて見せる気概を持つべきでしょう。

年齢だけは年とってるけど、わしはまだ50代のつもりで、女性にもまだまだモテるんだぞ!
食おうと思えば食える女は何人もいるが、今は緊急事態宣言で、「移動の自由」も「恋愛の自由」も禁じられているから、デートする場所がない。外で男と女がマスクして歩いていてもキス一つできないし、ロマンチックな気持ちにならない。しかたなく自重して家にいるだけで、コロナに怯えてワクチンに飛びつく老人とわしを一緒にするんじゃない! 言っておくがこれはアンチ・エイジングじゃないぞ。見た目を誤魔化すことはしないが、自分の仕事への意欲・情熱や、快楽への追及心が全く衰えないので、老いてる実感がない。

皮膚科で老人性イボを除去するのは「見た目を誤魔化すこと」には当たらないのでしょうか。
マスク云々以前に、街中でイボナメクジとキスをするのはなかなかの無理ゲーだと感じるご婦人も多いと聞き及んでおります。
もうすぐ、70歳の御老人であるイボ本人はまだまだ50代のつもりで現役バリバリのモテ男であると豪語していますが、まさか女性門下生が「よしりん先生ステキ!」と言っているのをマニウケテいるのでしょうか?
そりゃオウム真理教の女性信者なら麻原彰晃の股間に顔をうずめることに随喜するでしょうし、創価学会の女性会員が池田大作の顔写真を見て股を濡らすこともあるでしょうが、それは世間一般ではモテと換算されないものですよ。

そして本人の意思としてシンパ女性を「食おう」と思っても下半身が思うように働かないのが老人特有の勃起不全です。
どんなに本人は老人のつもりはなく、いつまでも若いと思っていても現実はかくも厳しいものなのです。
イボナメクジ 、あなたは紛れもない第一級の老人です。
ワクチンにビビってそれを拒否するのは老人の自由なので、それについては特に批判するつもりはありませんが、その偏った情報に影響を受けて右往左往するさまもまた老人特有の思考力の低下と見られても仕方がないでしょう。

そんな老人に振り回されるイボシンパこそ問題視すべきかもしれません。

この記事へのコメント

  • XYZ

    老化をありのまま受け入れる余裕ある態度を取ってますが、ご自身の体の一部である可愛いイボは除去しちゃうんですね(´・ω・`)

    って、めっちゃ見た目気にしてるじゃん笑

    そういう小さい人物だからこそ見ていて面白いですけどね
    存在自体がギャグです
    2021年05月15日 12:35