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誠実な小林よしのりのモテ自慢

いちいち説明するまでもないことですが、「女にモテる」と「女と付き合っている」は同義ではありません。モテない男でも恋人は出来ますが、それは別にモテている状態ではありません。
イボナメクジは得意げに「学生の頃に女にモテた」と書きますが、それを証明するものは何一つありません。
唯一の手がかりは若い頃のイボナメクジの写真くらいです。
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イボナメクジはマンガの中で理想の自分を投影してきました。
本来の自分とは違う「豪放磊落で貫禄のある昭和のスターのような男前」としてキャラ化させ、せめてマンガの中だけでも豪胆な男として振る舞いたいと思ったのでしょう。
しかし問題なのは過去の自分の実像で、それと理想のキャラがまったくそぐわないので、自分史を改竄してでも漫画のキャラクターに合わせて昔語りをしてしまう羽目になるのです。
まさに認知の歪みがナセルワザです。

イボナメクジが実際に学生時代に女にモテてモテて、陰茎の乾く暇がなかったのかどうか知りませんが、イボナメクジの女性観はどういうわけか、世間一般のモテ男の感覚とは違い、典型的なインセルの思考回路と同じなのが、すべてを物語っています。

ホモソーシャルに囚われた野郎というのは自己防衛のマウントを取る為に「女にモテてるわし」というアピールをします。それをすることで自分は他より数段格上と見せるためです。
ホモソーシャルの上位に君臨するには「モテ」は重要な要素であり、「童貞」であることは嘲笑の的になります。
恋愛経験の寡多など本来は大した問題ではなく、そこで人間を測るのは極めて愚劣でありますが、「どれだけ多くのメスを獲得したか」を競い合うのがホモソ社会であり、加藤鷹を英雄視し、カリ首をベイダー将軍のように膨張させて女を悦ばずなどとイキがってみせることでメンツを保とうとするイボはまさにホモソにとらわれた爺さんです。

社会における女性をとりまく状況について語るのに、当人の「モテ」など一切関係ないのですが、「女にこれだけモテたわしだからこそ女性論を語る資格がある」というような設定で、凡百のミソジニー丸出しの女性蔑視肯定論をがなり続ける爺さん。それがイボナメクジです。

女性編集者やアシスタントなど逆らえる立場にいない者を相手に一方的な「恋愛ごっこ」に付き合わせ、その経験をもって「モテてきた」とする認知の歪み。
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その歪みが余計に内心にミソジニーを募らせるのでしょうか。
相手が自分を受け入れてくれていないことを本心では気づいていて、それゆえに憎しみが肥大化し、男尊女卑の感情がより強固になっていったのか、そんなイボナメクジの心の内側なんぞには興味はありませんので分析するつもりはありませんが、イボの「女性論」やら「恋愛論」が笑止な内容であることはもはや指摘するまでもないでしょう。
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イボナメクジは「妊娠」や「子育て」についてハンディキャップであるという驚くべき認識を示しました。
ハンデとは不利な条件、障害などを意味にします。
わざわざ自ら進んで障害になるものを獲得する奴はいないでしょうから少子化やむなしですね。
妊娠してもそれが不利にならない社会を約束するのが政治の役割であり、それを仕方ないことなどと切り捨てるのは思考の放棄でしょう。
また、どうして女性のみが「子育て」というハンデを背負っていることにしているのでしょうか。
確かに男性は妊娠出産は出来ませんが、子育ては出来るでしょう。
しかも男性より女性の方が「体力」はないとしながら「子育て」を女性のみのハンデとしているのですからメチャクチャです。
子育てほど体力の使う事業はないでしょう。

イボナメクジのこの「女性論」について当然のツッコミが入っていたので紹介します。

この回のイボ宣、もうどこから突っ込めばいいやらと途方に暮れる代物ですね。
一言目が「わしの周囲の女性たちは」の時点でお察しですよ。
そりゃ貴方の周囲には貴方に都合の良いことを言う女性が揃うでしょう。それを根拠に「これこそがマジョリティだ」というの、カエサルが何と表現したか知ってます?
「人は自分が見たいようにしかものを見ない」と言ったんです。
嫌ですねえ、世間知らずの素人ドーテーは。

イボりんがアディーチェのいうフェミニストの定義に当てはまるとか、どういう冗談でしょうね。
アディーチェの本、絶対読んでないでしょう?
最初に子供の頃のエピソードとして「学級委員になりたかったが、自分が成績トップだったのに、女という理由で譲らされた」ということを言っていますよ。

能力があるにも関わらず女であるという理由で選抜から落とされた例、最近日本でもありましたよね。
東京医大をはじめとする不正入試ですけど。
「女性は外科医に向かない」とブログに書き「女医の手術は受けたくない」なんていう記事で雑誌に載っていたイボりん。今さらフェミニストなんて名乗ろうとする必要ないでしょう?

森喜朗が能力主義を唱えたなどというのも、エクストリーム擁護も甚だしいですね。
森が言った「女性は話が長いから会議に時間がかかる」のどこ能力主義なんですか?
クォータ制に反対して能力主義を唱えるなら「定数を決めるべきではない。今の男女比の偏りは能力によって選抜された結果だ」と言うでしょ。
「女性は」と一括りにして決めつけ採用しない理由として話したから批判されたんですよ。
文脈も分からず架空の「ポリコレ・フェミ」に噛み付いてるバカはあんただろ。

アディーチェを紹介する前のページで書いている「全員、平等なんて社会は絶対に作れない!」は、アディーチェが批判した男女の不平等を肯定する発言です。
東京医大の件でも「女性が差別されるのは当然だ、これでいいのだ!」と言っているんだから、アディーチェの言う「ジェンダーについては今日だって問題があるよね」という考えと真っ向から対立しますよ。
自分が何を言っているのか、もはや理解できていないのでしょうね。

貴方は男女平等を否定し、能力より性別を優先して選抜すべきという論理を述べたんですよ。
今さら「わしはフェミニストだ」なんて日和らず、堂々とセクシストと名乗ってください。
それから、女性が不平等を訴えると「ぶん殴ってやりたくなる」なんて書いて恥じない人なんだから、誇りを持ってミソジニストのDVモラハラ男と名乗ってください。

アディーチェがイボ族出身だからって、勝手に親近感を覚えちゃダメですよ、おじいちゃん。
考え方はもとより、知性も勇気も才能も貴方とは全く別物です。

昭和を懐かしむばかりのイボ爺さん。
女性が人格を尊重されないことに誰よりも敏感な天皇の御代が令和です
ミソジニストのジジイにはフェミニストを名乗る資格どころか、令和の世に生きる資格がありません。
「わしの周囲の」喜び組以外の女性にキャンセルされているのは、自分が時代遅れのノスタルジジイであるためだということを自覚して考えを改めましょう。
それができないなら、さっさと来世に行くことをお勧めしますねイボりんはフェミニストに擦り寄るストーカーミソジニストさん

この記事へのコメント

  • XYZ

    イボナメクジ尊師のイベントを統括する総合プロデューサー♪
    遅延ブーさんはただの一般人ではないんですね

    いくらもってるのか気になるなー(*´ω`*)

    まー、大したイベントではないから報酬は月3万円位かな笑
    会場費用赤字負担は総合プロデューサー持ちでお願いしまーす
    2021年05月29日 18:17