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小林よしのり『コロナ論3』Amazonレビュー

知らない内にイボナメクジの『コロナ論3』が発売されていたようです。
本屋巡りを趣味としているのにまったく気づかなかったのは私の不徳の致すところです。

Amazonでは昨夜総合ランキング10位まで上昇。レビューも今までにない速さで殺到しており、しかもアンチのゴミコメントを圧倒しています!》

ネットの生放送では、エキノコックス師範が献本されたコロナ論3はすぐに読めるシロモノではないほどの情報量だと言っていたのに、どういうわけかAmazonレビューは発売されるや否やすぐに投稿が殺到しているというのですから、そりゃサクラであると指摘されても文句は言えないでしょう。
なにしろ、ドロヘドロは以前にもクローズドな内輪のメーリングリストにてサクラレビューを呼びかけていたのですから、今回もそれを疑われてもやむを得ないでしょう。
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「情報戦」と称して、内輪にサクラレビューを呼びかけるのが、イボ道場の言論闘争であると理解しましょう。

新聞には載らないけれど、各地の書店で「ベストセラー1位」になっているとの報が入ってます!

新聞に載らないならベストセラー1位ではないと思いますが、まさか新聞が事実を隠蔽しているだけで実際にはコロナ論3はベストセラー入りしているのでしょうか?
私の知っている本屋では売れないイボナメクジを猛プッシュして在庫を抱えたままにしていますが、そこでもさすがにベストセラーの棚には置いていませんでした。

さて、ドロヘドロが珍妙なAmazonレビューを紹介し、実に読み応えのあるレビューを無視しておりますので当方ブログにて取り上げようと思います。

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本書発売直前まで「三密」を「三人が密になる」と思っていた著者。著者は本を売る前に先ずは基礎的なことから勉強すべきであろう
2021年5月22日に日本でレビュー済み

「新型コロナで逆張り一儲け」と思ってかは分からないが、新型コロナに対して極端な楽観論や危険性の軽視が目立つ著者の新型コロナに関する漫画シリーズ三部作目。
「致死率よりも死者数だ!」としていた著者は新型コロナの死者数がインフルエンザよりも多くなってきたことからいい加減誤りを認めるかと思ったが相変わらずの逆張りであった。

もはや意地なのだろうが、その割にはブログでワクチンによる死者数を問題にしているところは明らかな矛盾である。
もっとも、小林と自身が主宰するゴー宣道場師範がワクチンを打つことは万が一を恐れ、一方で周りの人間はワクチンを接種して集団免疫を獲得して欲しいとし、「ワシはエゴイストである」とのたまうブログを書いていた小林からしたら、矛盾はないとも言える。
新型コロナの危険性軽視は逆張り一儲けのための商売ネタの言論、著書ではさも自分は生には執着しないように言いながら新型コロナに対しては集団免疫獲得を提唱しながらもワクチンにビビるのは本音の言葉。

そんな著者による今回の本も前回同様浅薄な"新型コロナに逆張り一儲け"と言えるものであった。
※ なお、前作と今作の間で、小林が主宰するゴー宣道場の師範であり新型コロナについて小林とともに本を出している泉美木蓮(本書でもコラムを書いている)が、新型コロナに関してひろゆきと議論をしている。
その際に泉美は徹底的にひろゆきに論破され何も言い返さなかったところを見ても、小林が主宰するゴー宣道場の師範らも内心は小林の新型コロナに関する言論はいい加減で外では通じない話であると気付いているのであろう。

以下は主に首を傾げた点である。

○ まえがき
「じゃぁ一体誰が死んでいるのかと言えば、基礎疾患のある高齢者である」
「無症状の感染者である若者が動き回ったら、老人にうつるというのは愚劣な脅しである」


と、小林はまえがきに書いているが実際に若者が亡くなったことについては「基礎疾患がある」や「糖尿病だった」としている。
それからしたら無症状の若者が基礎疾患がある人や糖尿病患者(数百万人)にうつしたらどうなるか考えないのが小林である。
続けて、「若者の活力を奪ったら、社会そのものが回らない」としているが、学生の親や糖尿病のある若者にうつったらどうなるか考えないのかオツムが回らないのが小林である。

第1章 コロナ君とわし
【新型コロナウイルスの基礎知識】教えて!コロナ君

新型コロナをウーパールーパーのようなキャラで描いた小林。
小林のアシスタントはブログで以下のように書いていた。

『これだけでも、絵本にして子供からお年寄りまでみんなに読んでもらいたい!
(略)
この24ページを読んでわかっているかいないかで、雲泥の差!天地の差がつきます!』

子供たちにとっては祖父母であり、お年寄りにしてみたら自分たちの世代が罹患したら命にかかわるウィルス。
こんなのを読んで貰いたいと言われても不愉快以外の何物でもないであろう。
そもそも新型コロナを大したことない、集団免疫だ!とするならば、とうの小林自身が集団免疫戦の一翼を担うとともにコロナ君を自分の体に飼うべきであろうが、秘書が熱を出したら出てくるなとのたまう、正に自身は後方の安全圏で督戦するのが小林であった。

p12「こんなに厳しい感染症対策をしているのに流行るコロナの方がインフルより恐いなんて言う奴がいる」
「強力な対策が取られ始めたのは、去年4月の緊急事態宣言より後のことだ。インフルの発生数はそれ以前から激減しているのにな!」
とし、インフルエンザの流行曲線を示している。しかしながら、緊急事態宣言は4月でも、それより前からマスク不足が起こるなど皆が感染対策を取り始めていたわけである。このように都合の悪い事実は伏せるのが小林である。
13p「今のような強力な対策で年間1万人の日本人を殺す、インフルエンザが(略)」
都合が悪くなるとゴールポストを動かすのが小林である。そもそもインフルエンザの死者数は多かった年で約3000人であり、実際は例年千人~二千人である。
それが新型コロナによる死者数が増加したことにより三千人はあくまで直接死としそれ以外も含まれるとして年間1万人とゴールポストを動かしたわけだ(もはや引っ込みがつかないのだろう)。
そして「インフルとボクらコロナ、どっちが危険か科学的に判断して欲しいコロナ!」とあるがインフル感染者が激減し、かつ、後遺症の問題や何よりも致死率を考えると科学的に見れば新型コロナの方が危険なのは明らかである。

第2章 ウイルスはグローバリズムが招く
31p「新型コロナは子供も若者も熟年も殺さずに、寿命の来た基礎疾患のある老人だけが死んで1800人!圧倒的に新コロはインフル以下である。」
→現実はそのようなことはなく、最近は基礎疾患のない二十代の人間も亡くなっている。
ウーパールーパーもどきのコロナ君とやらの悪趣味なキャラクターによる書き下ろしをするよりも前に単行本を出すなら事実関係を訂正すべきであろう。

37p「わしの『コロナ論2』は、百万人死亡級のウィルスが入ってきた時の覚悟として書いている」
→ゴールポストを百万人まで動かしているのは間接的に新型コロナがインフルエンザ等の既存のウィルスよりも現状では危険であることを認めているようなものだが、そもそもとうの著者自身が数十人のワクチン接種による死亡に狼狽えて「周りはワクチンを打って集団免疫を獲得しろ。ワシは打たない。エゴイストである」と恥ずかし気もなくブログに書いて覚悟を示さないのが小林である。

第4章 いざ『コロナ論2』の出陣
p48 「新型コロナの死亡者が9~10か月かかって、やっと2000人を超えたが(略)」
→今年は半年で八千人近く亡くなっているわけだがいかに小林の見通しが甘いか示しているというものであろう。

p49「新型コロナの死亡者は、ガンで死のうと、交通事故で死のうと(略)実際のコロナ死は半分くらいかもしれない」
→末期ガンで寝たきりの人間はそもそも動けないわけだからコロナにかかる機会はほとんど無いわけで、ましてやコロナになったら出勤停止なりで自宅で大人しくしているわけだから交通事故で死んだ人がコロナであることは無いとは言えないが死者数に大きく影響を及ぼすものではない(ましてや亡くなるのは元気に外に出歩けれる現役世代以下ではなく基礎疾患のある年寄りばかりが亡くなるとしているのが小林である)。
正にゴールポスト動かしに必死な小林と言えよう。

第5章 経済は命の基盤だ
p62「新型コロナはインフルエンザ以下の優しいウィルスだ!日本人にはな!!」
→他のアジアの国では日本よりも感染者が少ない国があるが、それはSARS等を経験した国では日本よりも厳しい感染対策を取っているからである。
マスクの件も含めて、結局は感染症対策が大きく影響しているわけである。
この章を書く頃には段々ゴールポスト動かしだけでは厳しくなってきたのか、「日本人には~」と言った形での誤魔化しが見られるようになる。

第8章 ウィルス干渉
小林はインフルエンザ感染者数が激減したことをウィルス干渉だとし以下のように述べている。
129p「インフルエンザが激減しているが、その理由を「感染対策のおかげ」という専門家がいる。プロとして失格だ。」
→おやおや。日本人の清潔感なり持ち出していたが、「手洗いやうがいも含めて日本人の清潔感は~」と褒め称えていたのが小林である。
新型コロナ対策でマスクも含めて消毒剤の備え付け等より消毒に気を付けており、その結果日本に限らずインフルエンザだけでなく他の感染症数も減っているのである。
そもそも年間1000万人もインフルエンザにかかり、それが新型コロナが入るウィルス干渉で激減しているならば大多数の国民の体内には常時新型コロナが入っていることになるわけである。
言うまでもなくそのようなことは無いわけで、この章を書いた時には如何に感染症対策を軽視しよう、新型コロナの感染力は強くない方に話を持っていこうとしている必死な有り様が見て取れる。

第14章 コロナ医療の末期に疑問
小林はコロナで人工呼吸器を装着することについて虐待としてこのように書いている。
p249「わしはイヤだっ!わしは人工呼吸器はイヤだっ!」
「コロナに罹っても絶対、入院したくないっ!」
集団免疫獲得を唱えながらワクチンはイヤだとする小林。他人には集団免疫戦を督戦しておきながら、それによって起こる状況を自分が当事者になることからは逃げ回る。
新型コロナによる現場の状況に思いを致さず、また、後方の安全圏から他人には集団免疫戦を督戦する。
正に無責任な言説と言えよう。

第15章 集団免疫はすでに出来ている
この章を書いている頃になるとこれまでの言説を繰り返すのは難しいと思ってか突然突拍子もないことを言い出した。
p258「新コロの第一派で日本人の3000万人くらいは感染し、集団免疫が出来ていた。専門家はこれが分かっていない。」
→そもそも専門家はこのような極端な楽観論を言わないのは言わずもがなである。

集16章 コロナの正体と日本人

「海外では新型コロナの「津波」が襲って、多くの死者が出ているが、日本では「さざ波」であり、インフルエンザ以下の被害しか出ていない。」
→そもそも海外では他のアジアの国々ではSARS等の経験から日本よりも厳しい感染対策を取ったところは日本よりも被害は少ないがそこは自説に都合が悪いから無視するのが小林である。
また、インフルエンザは感染者数が1000万人で死者数が三千人、一方の新型コロナは感染者数自体が数十万人で致死率は約2%。相変わらず算数が出来ない小林である。

最終章 栄誉なき蕩尽
p279「日本ではインフルエンザ以下の被害しか出ていない。だが日本人は、日本と海外は違うということを認めない」
→この章は書き下ろしだが、この時点でインフルエンザ以上の被害を出していることを絶対に認めないのが小林である。
もはや意地なのだろう。
そして海外と日本は違うと言うが、むしろ小林はこれまで「フランスでは、不倫は~」と自身が主宰する道場師範の不倫報道時ではフランスを持ち出して擁護し、この新型コロナでは「スウェーデンでは~」と言っていたのが小林である。
また、他のアジアの国々の状況については都合が悪いから相変わらず無視である。
書き下ろしという最新の状況でも相変わらずのご都合主義の逆張りであった。

このような本にわざわざ金を出してまで読むのは、ドロヘドロならぬドブに金を捨てるようなものである。
立ち読みで十分である。

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しっかり読み込んだ上での批評に圧倒されます。
このレビューについてイボやヘドロは反論すべきであると思うのですが、太刀打ち出来ない相手はひたすら無視するのが彼らの流儀なので仕方がありませんね。
当方ブログについても当初は必死に揶揄して無効化を図っていましたが、太刀打ち出来ないことを理解したらしく、表向きはひたすら無視して、道場LINEで見苦しい陰口を叩いているようで、実に情けない惨状です。

この記事へのコメント

  • ㍋㌧コイン

    お久しぶりです。
    ライジング購読者さんが転載したAmazonレビューを読んで、イボのマスクへの見解について思ったことがあるので書きたいと思います。
    「マスクもせず行動制限もせず自由に行動し、病気に罹って死んだらそれは寿命として受け入れる。それが自然状態であり真っ当な死生観」
    ・・・と、いうのがイボ見解のようです。

    しかしそれは本当に自然な行為なのでしょうか?
    寒さや暑さなどを防ぐために衣服などで外気に身を晒さないように包むのは人間が原始時代に得た知恵です。
    マスクはその一種のようなものです。マスクは不自然だの何だの言うイボは寒冷地のイヌイットや砂漠の民の衣服にも文句を言うのでしょうか?
    マスクの装着が自然ではないというなら、衣服も脱いで裸で過ごしたらどうですかね?
    そしてイボがマスクについて重大な点を無視しているのですが、マスクというのは微粒子を防ぐというバリア機構だけではないという事です。

    冷たい風に晒されたときに足が冷えて風邪をひいたという人は少ないです(一応居ます)。
    大体は顔~頸部の冷えによって発症し、呼吸器系を主に侵害するウイルスの多くは冷たく乾燥した状態を好みます。
    乾燥した気管支粘膜などにはウイルスが付着しやすくなり、そして人体の酵素などは低温になると正常に機能しなくなり粘膜上に存在する免疫細胞の働きも鈍くなります。
    頸部周囲の露出を防ぎ口腔内も含めて保温・保湿するというのが病原体の侵入阻止に匹敵する感染症予防のファクターとなります。
    以前アホ信者が絡んできた時に、「マスクでウイルス量を減らせても少しでも入ったら感染なんだい!」とか言ってましたが、イボですら言ってる感染防御の第一段階「自然免疫」を全く理解してなくて失笑しました。
    まあ結局イボも分かってないので、イボ言論をオウム返しするしか無い信者がそうなるのも無理ありませんが。
    https://www.kosei-hospital.kiryu.gunma.jp/cms/wp-content/uploads/2018/06/yotsuba_33.pdf
    http://openblog.seesaa.net/article/435847364.html

    つまり「免疫力を上げればコロナなんて怖くない!」と豪語するイボ教団界隈ですが、
    その免疫力を高めるためには保温・保湿、とりわけ頸部、咽喉部においてその要素が必要なのです。
    界隈がいうただの風邪だ、免疫力を高めろ、というならマスクはその手っ取り早い手段という事になります。

    東洋医学では身体を侵す強烈な外気の変化を「邪気」と表現しておりそれを避ける事の重要性を説いています。
    この邪気を受けた者の病気が伝染性を持つ事が、微生物の概念の無い古代においても経験的に分かっており、
    邪気が単なる強い寒気や湿気だけでなく、ウイルスなどの病原体を含んだ概念だとわかります。かめはめ波や超能力のようなオカルト的なエネルギーではないという事です。

    変温動物でもなく、体表が羽毛にも覆われていない我々humanにとって、変化に富んだ外気というものが大変な脅威であり、それを必死に避けてきたというのが人類史の一側面としてあります。
    風門、風府、風池という名のツボがあります。先ほど風邪は顔~頸部の冷えで発症すると書きましたが、これらのツボは頸部に存在します。
    「風の門」というように風の邪気は頸から侵入するというのも体験的にわかっていたのです。
    自然環境の遥かに厳しい状況で生きて来た古代人の人間観察には驚嘆させられるものがあります。
    温度・湿度のコントロールされた空間で美味い物を自ら調理する事無く喰らい、暖かな布団で屁をこいて寝る暮らしを享受し、現場への取材もなくネットや本で搔き集めた情報に拠り、
    観察力も本能も自然観も衰えたイボの言説など、先人の知恵を知ってしまうとまるで幼稚。天とヘドロの差です。
    ましてや自分は老化も病気も受け入れず、白内障やら鼠径ヘルニアやらイボの除去やらと、手術療法という自然界ではありえない手段で用いて治療しておきながら今更自然回帰を謳いだすんですから呆れます。

    大半の感性の鋭い動物達は外気の状態が自分に適していないと判断したら到来前にサッサと身を隠して巣にこもります。
    我欲にかまけて自由気ままに遊ぶのは自然状態ではないのです。
    我々知恵を得た動物は目に見えない病原体の存在を知り、それが人の多い密集地に存在していると知ってしまいました。
    知ったならそれを避けるのは寧ろ自然な行為であり、防御する必要も無いというイボの本能は生物種としては劣っており、自然的な過ごし方からも遠いものです。
    実際コロナから回復した人などが、買い物など人の多い場でウイルスが微量でも存在しているとアレルギー反応の様なものを起こして体調を崩す事があります。
    ウイルスへの感受性が極度に高まっており、本能的に危険を感じ取っていると言っていいでしょう。
    本能が低下しているけど微妙にコロナへの恐怖は残しているイボは本当はコロナを避けたいけれどプライド的にそれを言いだせず、過去の道場でインフル対策などした事などないくせに去年の6月のインフルが全く流行していない時期にインフル対策をするというマヌケすぎる自家撞着を起こしました。

    https://www.gosen-dojo.com/blog/26622/
    >インフルエンザの感染予防のため、万全の対策をとって、
    >今回は少人数の門下生のみの参加で開催する。

    それに対する葉月さんの暴露、のぶみカリィ氏が割と真っ当な公益的な発言したけど運営に無視されたのが笑えます
    https://twitter.com/hazuki_len/status/1315531618950369280
    >私が門弟だった頃ですから、もう3年以上前ですが、道場でインフルクラスタが起こったことありましたよ。
    >発熱したけどすぐ病院に行かなかったのでインフルかは分からない、と、当の和ナビィさんがメーリスしてました。
    >カレーさんなんかが「風邪やインフルだったら、参加したいというワタクシよりも、感染させないオオヤケを選ぶべきー!」なんて沸いてましたが、運営の反応はクール(笑)でしたね~。


    イボは「今度こそコロナ脳を終わらせる!」と息巻いてイボコロリ論3を出版しました。
    終わらせるのはコロナ禍以前から言われていたように、ワクチンと人々の予防対策、そしてその後に現れるコロナ治療薬になりそうです。
    知性を橋から投げ捨て直感力も衰えた愚かな老人の本が世の中を変える事はありません。影響される信者が社会を害しないよう注意は必要ですが、世間への影響はさざ波程度です。
    2021年05月31日 01:48
  • ライジング購読者:コロナ論2への元ファン評

    ハイドリヒ氏は前著コロナ論2にもレヴューをしていますが、同著へのAmazonレビューで小林代表の元ファンだったという方が真剣な批評を書かれています。

    >>筆者自身は、自分の死生観にどれだけの覚悟があるのか

    >>前作「ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論」では星1を付けました。ただ、元々この本の著者のファンでもあるので、懐疑的な気持ち半分、期待半分で新作である本書「コロナ論2」を手に取りました。

    >>結論から言うと、本書の問題点は2つです。
    (1)医療崩壊していない時点での死亡者数にしか着目していない。
    (2)医療崩壊を防ぐ方法を提示していない。

    (1)についてはそもそもの話になりますが、新型コロナウィルスは毒性そのものよりも、医療リソースを大量に消費する点が恐れられているわけです。
    酸素吸入器やECMOなどの高度医療を受けられれば死なない程度の毒性ですが、受けられなければ死ぬレベルの毒性はある。
    そしていったん重症化すると回復まで時間が掛かり、病床、機材、そしてそれを担当する医療従事者と言った医療リソースを占有する。
    そういう特徴のあるウィルスなので、重症者が増えるに任せていると必ずどこかで医療リソースが枯渇し、医療崩壊が起き、死者数が一気に増えます。
    言い方を変えれば医療崩壊が起こっていない時点での死者が少ないのは当たり前で、少なく済んでいるのは医療崩壊を避けるために、政府や自治体、医療機関が先回りして対策を行っているからです。
    その対策の一部が、筆者が否定する国民に対する自粛要請なのですが、自粛要請をした結果、感染拡大が抑えられ、その結果重症者の数が減り、死亡者も少なく済んでいるのが現状です。
    その現状を見て、死亡者が少ないからコロナは大した脅威ではない、というのは主客転倒していると言わざるを得ません。

    >>次に(2)についてですが、医療崩壊しないことを前提に話を進めるのであれば、どうやってそれを防ぐのかを提示する必要があります。
    本書にはそれが無い。厳密に言うと、一応あるのですが全く具体的ではない。
    筆者の主張するコロナ対策を要約すると「重症者の治療に専念し、あえて集団感染させ集団免疫を獲得する」「若者は無症状なので自粛はさせず、老人の方を隔離する」の2点になります。
    まず前者については、軽症者の一部が重症化するわけですから、それを放っておいたら重症者の増加に歯止めが掛からなくなります。またそもそも、現状の死亡者数が少ないのは軽症のうちから対応にあたっているからこそでもあります。
    後者については、今の日本は70代以上の人口が1千万人以上ですから、それを全員隔離するのは非現実的です。

    >>上記のように、そもそも本書には現状の解決策というものがありません。
    本書には、現状の行動制限は人間的な生活を否定し、人と人との関係を崩壊させるものである、という話が何度も出てくるですが、今は誰しも、そんなことは分かった上で、他に解決策がないからやっているわけです。それを否定するのであれば別の解決策を提示すべきです。

    >>また、筆者の主張するコロナ対策の成功例として、筆者自身はスウェーデンのコロナ対策を挙げています。
    厳格な行動制限を課したイギリスと、課さなかったスウェーデンの死者数に大差は無い、だから行動制限に意味は無い、ということなのですが、スウェーデンとイギリスでは人口密度や国際的な立ち位置など全てが異なりますし、欧州で最大レベルの被害を被っているイギリスと比較している時点でおかしいと言わざるを得ません。
    北欧4か国で比較すれば、100万人当たりの死者数はデンマーク199人、フィンランド95人、ノルウェー77人であるのに対してスウェーデンは817人と、明らかに突出しています。これは成功例なのでしょうか。
    そもそも、日本と欧米は全てが異なるのだから違う対策をしろ、と言っている筆者が、同じ口でスウェーデンとイギリスを比較したり、スウェーデンの対策を日本も取り入れろと言ったりする、それ自体が矛盾しています。

    >>何故こうしたいびつな論調になるのかと言うと、筆者自身に「行動制限はしたくない、息苦しいからマスクも付けたくない」という思いがあるからだと思います。
    そこからスタートしているので、スウェーデンの対策やBCG免疫説などは無批判に信じ込む一方で、東大のマスク実験や富岳のマスクシミュレーション結果については実験方法が悪い、マスクに効果はあるとしても完全に防げるわけではない、などの理由で実験結果を否定しています。
    自分が気に入る結果以外は受け入れない、というのは全く科学的ではないですし、そもそもマスクをして苦しくなるようなレベルで呼吸器が脆弱であるなら、それこそコロナから身を守るべきだと思うのですが・・・。
    本書はそうした筆者の願望から全ての論調がスタートしており、故に「コロナは大した脅威ではない」という主張が何度も繰り返されます(その主張に客観性や具体性が無いことは既に述べた通りです)。
    そして、そうした主張を過剰なパフォーマンスで繰り広げ、読者をアジテートするやり方は、筆者自身が嫌悪しているモーニングショーの玉木氏と全く、何ら変わらないように見えます。

    >>最後になりますが、仮に、本書に書かれている筆者の主張をそのまま実践するとなると、人々はマスクもせず、行動制限もせず自由に行動し、仮にコロナに罹って死んだらそれは寿命として受け入れる、ということになります。
    筆者はそれを「死生観」であると述べています。しかし筆者自身はそれをどれだけの覚悟で述べているのか、疑念を抱かざるを得ません。
    本書には「わしなら80歳を過ぎても自由に外出して若者とも交際し、コロナに感染したらあっさり死ぬことを選んだ方がいい」という一文があります。
    もし、著者の言うように皆が行動し、軽症者も重症者も増えるに任せる、ということにすれば、当然、患者に対して高度医療は提供できなくなりますから、コロナに罹った人は自己免疫で回復して下さい、ということになります。
    筆者は現時点で67歳ですが、そうした世界で80歳まで生きられるつもりなのでしょうか。肥満体系で呼吸器疾患もあり、漫画家という職業上恐らく運動不足でもあるならば、高度医療を受けられなかった場合の死亡リスクは高い。
    それでも自己免疫で治す、その結果、今すぐ死んだとしてもそれは寿命である、そう言えなければ、筆者の言う死生観に対して、筆者自身が覚悟できていない、ということになると思います。
    https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RHCRAYU56R2QK/ref=cm_cr_arp_d_viewpnt?ie=UTF8&ASIN=B08QMHFS8L#RHCRAYU56R2QK
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    こうしたファンの言葉に耳を傾けるなどしていたら、
    どこかで引き返すことができたのではないかと残念で
    なりません。
    2021年05月29日 08:05