《私は自宅近くの停留所からバスに乗った。すると、車内の優先席に行儀の悪い女子高生らが、座っていた。ブラウスのボタンを2つまで外し、空いた席に鞄を投げ出すなど、いかにもアバズレ。
そこにお年寄りが乗車。やむを得ないので、いつものように席を譲らせようとした。》
《私が何気なく差し出した手がそのまま、その女子高生の1人のふくよかなオッパイに、ムニュッとめり込んだのだ。》
《世間的には殆ど痴漢に近い。と言うより痴漢そのもの。》
《「私は痴漢じゃない。冤罪だ!」と心の中で小さく叫ぶ。》
《その女の子達は皆、顔を赤らめて一斉に立ち上がり、優先席から誰もいなくなった。》
《私は彼女たちに丁寧に(かつ、あくまでも平然と)「君たち、有難うね」と礼を言った。彼女たちが顔を赤らめた理由は何か。自分たちの行儀の悪さに気付いた為か。》
《あの時のオッパイの感触は今も私の手に残っているが…。》
まず、優先席はあくまで優先席であり、指定席ではないので誰が座ろうと問題はないでしょう。
そして、ラッキースケベ師範が乗車する前から既に座っていた女子高校生たちが空いている席にカバンを置いているのを見てどうして「投げ出す」と表現するのか、またブラウスのボタンを二つ外しているだけで「アバズレ」呼ばわりする、その偏見はなんなのか。
アバズレとは、不貞を働いた女、売女、という意味合いであり、バスに乗っているだけの女子高校生を見て、そのような妄想を働かせるラッキースケベ師範はギャル系AVの観すぎなのでは?
その思考回路のヤバさは心配になるレベルであり、痴漢男が自分の性犯罪を少しでも正当化し、罪を軽減させようとしているようでもあります。
「相手はスベタなんだから乳ぐらい揉んだって問題ないやんけ」という発想です。
通学路でいきなり現れたおっさんが手を伸ばして来て胸を触って来ることの恐怖。
しかもバスという密室で逃げ場もない中で、少しでも離れようと席を立ったあとも平然と話しかけてくるおっさん。
もし、故意ではなく事故であったのならば胸に触れたことを謝罪するなりするだろうに、それをしない時点で女子高校生たちから見たら完全に痴漢でしかなく、胸に触れてきた上に話しかけてくるのですからかなりアグレッシブなヤバイ奴と見なされて当然でしょう。
これのどこが冤罪なのか、まったくの謎理論です。
しかも未だにその感触を忘れられずに反芻していることを平然と告白するのですから、その変態性欲には反吐が出ます。
自分の娘ほどの年齢の学生をアバズレ呼ばわりして痴漢行為をし、そのことをまるで良き思い出のように語る奴が師範を務める公論道場。
その痴漢師範について以下のコメントが届きました。
《めちゃくちゃ気持ち悪いです。キモすぎる痴漢行為とは別に、このオッサンは自分の常識的な道徳的フルマイとやらを誇示したいようですが、これが「女子」の「高校生」ではなく、複数人のガタイのいいコワモテの男達が優先席でふんぞり返って座ったままでも同じことをしたのでしょうか。》(カタコリーノさん)
カタコリーノさんのこの問いかけはまさに「君たちはどう生きるか」的命題です。
《「小林よしのりライジング」でも、こう書いています。コペル君(『君たちはどう生きるか』の主人公)は二度も友人を見殺しにしている。》
《こんな奴は、ぶん殴らないと絶対に成長しないとわしは思う。》
《あの漫画、友人を見捨てたコペル君を大して非難もせず、そのままでいいんだよと甘やかすばかりなのだから、顎が外れそうに驚いた。》
《一度は「きっと守る」と言っておきながら、いざという時に恐れをなして、友達がボコ殴りにされているのを黙って見ているのが「むしろ当然」って、どういう神経???》
《『漫画 君たちはどう生きるか』は、「卑怯免罪符」「無責任免罪符」のみならず、「臆病免罪符」でもあったんですね。「ヒステリック臆病」のメカニズムがよく分かりました!!昔の特高警察や中国ならともかく(面従腹背も戦いでしょう)、臆病者が「臆病でもいい」という安心感が揺るがされ(隠しておきたい劣等感や嫉妬心が晒され)るから、それが怖くて怖くて仕方なかったんですね(笑)》
《「これは、いざという時に、必ず逃げる男を、どう正当化するか? という話だ! コペル君は2回も友達を見捨てて逃げ、それでも正当化され、称賛され、許される。そんな虫のいい話を描いている本が200万部以上の大ヒットなのだ。 」
これはベストセラーになったマンガ版『君たちはどう生きるか』についてのイボナメクジの一言論評です。
私はそれまで『君たちはどう生きるか』という児童文学について、世評にある通り、いわゆるところの教科書に載るような道徳的なお利口さん読物ぐらいに思って敬遠していたのですが、イボナメクジが言うような小狡い卑怯者を称揚している物語であるのならば俄然興味が湧いてきます。
そんなわけで、早速本屋に参りまして原作吉野源三郎 漫画羽賀翔一『漫画 君たちはどう生きるか』を購入し、さくさくと読みました。
児童文学のマンガ化でありますので読み易く、小一時間もあれば読み終えられます。
内容も分かり易く、作者が伝えたいことがストレートに入ってきます。
そうして読後に思ったことは、まったくピカレスクロマンじゃない、でした。
果たしてイボナメクジは本当に本作を読んだのでしょうか?
もしかしたら、間違って主人公コペル君を二次創作した同人誌でも読んだのではないでしょうか。
普通に読めば誤読のしようがないほどにテーマは明瞭です。おそらく読んだ人の十人が十人、「いざとなったら、戦う勇気なんて要らない、傍観して言い訳を考えていればよい」という内容であったなんて思わないでしょう。そんなコペルニクス的転回をする馬鹿はイボナメクジ以外には存在しないのではないでしょうか。
氏はよく「大衆はリテラシーが低い」だの「世間の愚民どもは読解力が足りない」などと言って踏ん反り返っておりますが、おそらくは世の中の人は氏よりは文章を読み込む力はあると思います。
以前から氏の書評や映画評には首をかしげるところが多かったのですが、今回の『漫画 君たちはどう生きるか』評で確信しましたが、イボナメクジはまるっきり読解力がなく、その上に自分の誤読を越えた妄想をもって悪評を流すというタチの悪さまで兼ね備えているのです。まさにそれは公害といって差し支えありません。「公論を創る」と喚きながら実際は「公害を創っている」のですから笑えない冗談です。》
果たしてラッキースケベ師範はガタイのいいコワモテの男が優先席に我が物顔でふんぞり返っていても、お年寄りに席を譲るよう注意したのでしょうか。
また、イボシンパの連中はバス車内でラッキースケベ師範が女子高校生に痴漢行為を働いているところを目撃したら取り押さえて警察に突き出すことが出来るのでしょうか。
イボナメクジはJRの車内で起きた暴行事件に触れて、見て見ぬふりした乗客を卑怯者と断罪していましたが、しかしイボナメクジは友人の恋人が複数人のコワモテから性暴力を受けているのをチラ見して、抵抗している女性に舌打ちし、巻き添えを恐れて知らん顔をしていたというのを笑い話にしているのですから呆れます。
滋賀電車内駅構内連続強姦事件 - Wikipedia
そして、「女はどうしようもない。男は暴力に対していつも身構えているが、女にはその緊張感がない」と言い放っておりました。
これが「いざという時にオンナコドモを守るのが男の役目」と主張する男らしい益荒男の実態です。
《小学校の低学年で、親に連れられて電車に乗ったときに痴漢に遭った(当時はそれが痴漢であると気づかなかった)。高校生のときも電車に乗れば必ずといっていいほど痴漢に遭い、道を歩いていてもすれ違いざまに痴漢に遭い、家の前で車に引きずり込まれそうになったこともある。》
このパンダーウーマンのブログ記事を読むと、女性は幼いころから常に暴力を受ける危険に晒されており、電車に乗る時も道を歩いているだけでもいつも危険と隣り合わせであるように思うのですが、イボナメクジはそれを無視して「女には暴力に対する緊張感がない。なんでも許されると思っている馬鹿」と吐き捨てるのでした。
この徹底したミソジニーぶり。
そんな爺さんが描く恋愛論とは一体…
《昨日、単行本『恋愛論』(よしりん辻説法)の描き下ろしコンテが完成し、スタッフに渡した。》
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この記事へのコメント
XYZ
https://www.gosen-dojo.com/blog/33211/
遅延ブーの尊師侵食
時間と身銭投げ打って尊師の為にひたすら奉仕する姿
宗教ってマジ怖いなーと思います
尊師と遅延ブーはバタ子秘書引退の算段をしています(*´ω`*)
バタ子秘書は近々解雇される事を意識した方がいいですね
そんな事は無い!と思っているのなら相当な間抜けですよ 涙
バタ子秘書はどう生きるか 笑
XYZ
ボタン2つ外している女子高生をアバズレ呼ばわりするこの感性 涙
唐突に胸を触られた挙句にやけ顔で
「君たち、有難うね」
にやけ顔のオッサンにいきなり胸を触られ、ありがとうね言われたらそりゃ逃げますよ(´・ω・`)
さすがイボナメクジ道場の師範たる資質の持ち主
最高師範に負けず劣らずのミソジニー!
見事です(*´ω`*)
表現は無法ではない
危険についてのより質のいい情報が安全なやり方だけで手に入るってんなら平和ボケもいいとこだ。戦場カメラマンってのが何のためにいると思ってる。
あんたみたいに「迷惑をかける」ことばっか恐れて何もしない奴らが、危険なものについて学べるのはどういう人たちのお陰だ。そのためのリスクを冒して、最悪の事態に助けてくれなきゃ何のための国だ。
「危ないことする奴は自己責任。でもその成果だけは消費します」ってのは虫が良すぎるぞ。
「対岸にいて火事場の恐ろしさを全く理解できてない、
そして理解しようともしない無知で成長性の無い人間らしい都合の良さですね」ってのはまさにあんたのことだ。
「迷惑」だけを基準にするのは、マスクしたくない人に迷惑だ~って言い張るイボと同レベルだぞ。
ごんべ
ただ、これだけは言えます。
『安全な空間』という対岸で火事場のコペルくんを非難しているイボは本当に卑怯者だと。
イボは以前、政府の警告を聞き流しアフガンに入国して
武装勢力に拉致されて本国に迷惑かけまくった挙句、
とりあえず釈放されて無様に帰還したマヌケな日本人記者を擁護していましたね。
あの記者のように火事場にノコノコ近付いていって大火傷するような愚か者を漢だと称賛し
コペルくんのようないきなり火事場に巻き込まれて思考する余裕もなく
止む無く『逃亡』を選択することになった人間を根性無しと非難する。
『危険』についての知識を日頃から蓄積することの重要性や
急にそれに巻き込まれたらその人はどうするのかとシュミレートする判断力と理解力や
危険に巻き込まれた際の縁のある他人へかかる迷惑等を
わかってるはずの本来の大人の感想とは真逆で笑えます。
対岸にいて火事場の恐ろしさを全く理解できてない、
そして理解しようともしない無知で成長性の無い人間らしい都合の良さですね。
一連の『コロナは風邪論』に関しても漫画家というあまり外に出ることのない職業ゆえ、
『隔離された空間』という安全度が高い対岸にいるから世間に合わせるはずの感覚が麻痺して
今のような世論を読めてない醜態をさらす羽目になったんでしょう。