《ただ一つ、気をつけなければならないのは、普通の風邪だから子供もかかる。》
《マスクで「自然免疫の軍事訓練」が出来ていない分、子供が何らかのウイルスにやられる危険性はある。マスク・カルト信仰を止めさせるべきである。》
イボナメクジはこれまで「新型コロナはただの風邪」であり、「雑魚ウイルス」に過ぎないとしてきた筈です。
なのに、「オミクロン株は普通の風邪になった」とはどういう理屈でしょうか?
つまりそれ以前は普通の風邪ではなかったと認識を改めたのでしょうか?
やはり案の定、ワクチン接種が進み、ウイルスへの耐性がつき、終息が見え始めるや「我々がこれまで主張してきた通り大したことはなかった」と強弁し、デマを流した反省など一切せずに頰被りをするつもりなのでしょう。
それは天皇退位の特例法の時と同じ手口です。
それにしても散々「子供に優しいウイルス」というデマを流していたクセに、それもちゃっかり軌道修正するのですから姑息な爺さんです。
ツッコミを入れるのも馬鹿馬鹿しいですが、「マスクはウイルス予防に効果がない」と散々言っていたのに、「マスクがウイルスを防ぎ体内に取り込めないから自然免疫をつけられない。免疫をつける為にマスクを外せ」と主張するのはどういう科学でしょうか?
空想科学?
まあ、エセ科学というのが一番しっくりきますね。
エセ科学は結局陰謀論と地続きであり、知性を軽視してみせることが「体制への反抗」に見えてロックっぽくてカッコイイとイキる幼稚な馬鹿というのが相当数います。
何故なら知性とは地道に学ばねば獲得することが出来ず、それには大変な努力が必要とされ、努力することはシンドイので避けられるならば避けて、楽な方に流れたいと思うのが人情です。
しかし、人類がより善く生きてゆく為には知性を失ってしまってはならず、常に学び、刷新していかねばなりません。
その努力を怠り、「わしは直感を信じる」などと言ってイキることは愚かなことであり、また軽蔑しなければなりません。
学ぶことでそれまでの自分の姿勢を否定せねばならぬ時も来るでしょう。
その時にその知識を受け入れて思考を更新してゆくか、それとも「わしの感性こそが正しい」と依怙地になって反知性の態度を取るか、どちらが望ましい振る舞いかは言わずもがなですよね。
何一つ学びのない「直感」やら「感性」やらに固執し、知性を否定していると、その先にあるのは陰謀論しかありません。
《小林よしのりは恐いが、ワクチン殺人は続けたい。》
《叩け!卑怯者の河野太郎と忽那賢志を叩きまくれ!》
「叩け」というのは「バッシング」という意味であり、そうしてシンパを煽っても何一つ建設的な議論は育ちません。
「ワクチン殺人」とは一体どこで起きている事件でしょうか?
陰謀論者はどうしてこうも他人に対して攻撃的になるのでしょう。言葉を尽くして説得してみせようとしないのはやはり反知性のナセルワザです。
そうして陰謀論者は陰謀論者と繋がってゆき、盤上に逆五芒星を広げて、ツノの生えた羊の生首を頭からかぶり、世間を呪詛するのです。
ほら、次々に陰謀論者たちが合同団結しています。
《4月の池田利恵市議の勉強会に、わしが出る話をしたが、これは我々公論イベントの主催ではない。池田氏の主催だから、わしはゲストで出るかたちだ。》
この池田としえなる市議会議員はあらゆるワクチン接種に反対し、その反対する理由がなかなかにファンシーが入っているヤバイ系のアレであり、それはちょっと調べただけですぐに知ることが出来ます。
陰謀論者は陰謀論者にひかれ合う。まさに陰謀論者と陰謀論者の出会いは重力だ!
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この記事へのコメント
(直接引用するとイボ信者に荒らされるので要約で)
イボデビュー作は、主人公が並べ立てる詭弁の数々が面白かった
ギャグ漫画なので、読者はそれが詭弁であると認識して読めた
しかし、ゴーマンがどうと言うようになって詭弁が正論になってしまった
読者がこれは詭弁なんだと分かって読んでいるのならいいが、
正論だと考えて読んでしまうととても危険なことだ
全く納得です
《叩け!卑怯者の河野太郎と忽那賢志を叩きまくれ!》
これを読んで、「これはこういう詭弁なんだ」と認識出来るか
それとも、そのまま取って「そうだ!河野太郎と忽那賢志を叩きまくってやる」と考えてしまうか
後者がネットで誹謗中傷に走る程度で飽き足らず、実力行使に出てしまうと大変危険です
管理人さんが再三指摘しているように、無責任な犬笛ほど怖いものはありません