正月早々、ちょっとギョッとする動画を観ました。それは自分では絶対辿り着くことはなく、YouTubeという大海の中から発見することは不可能でした。
それを教えてくれた方には感謝しますが、その動画の内容は何とも言えない侘しさのようなものを感じました。
内容はよくある小規模な反ワクチンデモのようなもので、人が賑わう駅前と思しき場所で首からプラカードのようなものをぶら下げ、ノーマスクで例の主張をしているヤツです。
それ自体には何の新鮮味もないのですが、それをやっている人たちの中に見知った顔がありました。その人は私も知っている道場参加者で、それを見た時はそれまで感じたことのない薄ら寒さというか、ただただギョッとしました。
これまでそのような動画を目にしても半笑いで「馬鹿だー」などと言って済ませていました。
陰謀論のビリーバーなど笑いの対象でしかなかったのですが、やはり知った顔がそれをやっているのを見るとギョッとしてしまうものです。
なるほど、イボナメクジは愛読者をそのような道に踏み込ませてしまっているのだなと改めて思いました。
無論、それはイボの詭弁を真に受けた本人の責任であり、だからイボが悪いと安易に責め立てる材料にしようとは思いませんが、しかしイボがそのような方向に誘導したのは事実です。
事実は事実として受け止める必要があり、イボ道場は行くところまでイッちゃったのだと感慨深い思いです。
その動画のリンクをここに貼ることも考えましたが、それは晒しのようにも感じましたのでやめておきましょう。
道場関係者でその動画を確認したいという方がいましたらご一報ください。
さて、自分の読者が路上で反ワクチンパフォーマンスをするまでに育っていることをイボナメクジはどう思っているのか、正月早々から反ワクチンを煽っています。
《若い頃から読んできてくれた読者が、社会のあちこちにいて、コロナ禍の全体主義に抵抗する「個」として、わしに合体して戦ってくれる。愉快な現象だ。》
《全国のモチ死は、元日だけで60名超、3日までに100名超である。モチ死は1年間で600名を超しているのだ。確実にコロナよりモチの方が恐い。マスコミはモチの恐怖を煽れ煽れ!》
イボナメクジは自分の読者を「合体ロボ」と称し、反ワクチンパフォーマンスをすることを推奨しています。
私が観た動画はそのイボの煽動に乗せられ、まったくの「個」として行動した道場参加者の末路です。
それを「愉快な現象」と言って楽しむイボナメクジ。しかし一方で、行動を起こした読者について自己責任というイボナメクジ。
なんだかとてもモヤモヤします。
正月恒例の餅の事故と新型コロナという感染症を同列に並べて、死者数でマウントを取る悪質さには何度となくツッコミを入れられてきたと思うのですが、それらの指摘をひたすら無視して相変わらず煽るのですから不誠実極まりないですね。
では、年間の「モチ死」とやらと比べて福島原発事故での死者数はどうでしたか?
地下鉄サリン事件の死者数は?
確実にモチの方が恐いですか?
その腐り切った価値相対主義、その不謹慎系ぶっちゃけ言論はまさに堀江貴文や西村博之のソレと同じものであり、1990年代の悪趣味鬼畜系の残滓です。
もうすぐ七十にもなる爺さんがみっともないとは思わないのでしょうか。
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この記事へのコメント
ドラちゃん
匿名希望
私の場合、道場門下生が現場においてどのような仕事ぶりなのか甚だ疑問を持っています。
というのもモラハラDV、ミソジニー全開の尊師に傾倒している連中がマトモな仕事をしているのやら…
個別の案件でありであり一概にはいえないでしょうが、私が職場の中で見てきた「イボナメクジ読者」を公言する連中はもれなくパワハラ、モラハラ気質の人間でしたよ。
パチンコ化だけでなくそういったことも読者をやめるきっかけでしたね。